文字サイズ
自治体の皆さまへ

つながりと支え合い 笑顔あふれるまち きほく[Vol.16]

4/27

愛媛県鬼北町

きほくの地域福祉を伝えるコーナー

■小学生の福祉体験学習
~高齢者やからだの不自由な方を知ろう~
年齢が高くなってくると、身体の機能の低下などから、それまでできていたことができなくなったり、行動に危険を伴ったりすることがあります。また、障がいなどにより、支援が必要な方もおられます。
鬼北町社会福祉協議会では、毎年、高齢者の疑似体験や車いす体験を、小中学校で実施し、高齢者を介助するときに注意することや、高齢者がどのような不安や困りごとを感じているかを知るための学習機会を設けています。
今年度は6月27日に、三島小学校5・6年生(12名)を対象に行われました。

高齢者疑似体験では、白内障を患った方がどのように見えているかを専用の眼鏡をかけ、身体の不自由さを体験するために関節にパッドをつけ、お箸で碁石を移動させる体験をしました。車椅子体験では、車椅子に乗った児童をペアの児童がスロープや悪路を想定したマットの上を押したり、昇降機の乗り方を学んだりしました。

▽ポイント
鬼北町地域福祉計画 基本目標1「地域福祉を担う人づくり」の「地域福祉に対する理解促進」のうち“福祉について学ぶ機会を充実”させるための取り組みです。この学習機会が身近な家族や近所の人へのやさしさにつながると良いなと思います。

▽児童のみなさんの感想です
「私は特に、声かけをがんばりました。車イスに乗っている相手の不安をなくすために優しい言葉で声かけをしました。」

「高齢者がどんなところで困ったり、不便を感じたりしているのかがよく分かりました。車イスの人は段差があると、一人で上がれないし、二人でも押す人が声を掛けてあげないとびっくりしてこわい思いをするから、大変でした。」

「高齢の方は、こんなに不自由な思いをしているんだなと思いました。
近くにいる高齢の方がいたらなにか手伝いたい。」

「ぼくのおばあちゃんやおじいちゃんのことがもっと心配になりました。今まで自分がささえてもらってたけど、今度は、自分が支えてあげないといけないんだなと思いました。」

「階段では、上り下りが怖かったです。」

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU