きほくの地域福祉を伝えるコーナー
■あなたもゲートキーパーになろう!
人は誰しも落ち込んだり悩んだりすることがあります。学校や職場で、家庭や外出先で、自分で解決する方法が見つけられず、その悩みを抱えたまま落ち込んでしまう時は、とてもツライものです。
身近な人や大切な人が落ち込んでいたら、とても心配になります。そんな時、皆さんならどうされますか?話を聞いてあげますか?気分転換にどこかに連れ出してあげますか?
もしかすると、何をしたらよいか、どう声を掛ければよいか、悩んだことがあるかもしれませんね。そんな時は、勇気を出してまずはやさしく声を掛けてみることからはじめてみてはどうでしょうか。
その行動が、「ゲートキーパー」の第一歩となります。
◇[1]ゲートキーパーとは?
ゲートキーパーとは、悩んでいる人に気づき、声を掛けてあげられる人のことです。特別な研修や資格は必要ありません。下の4つの役割のうちどれか1つができるだけでも、悩んでいる方にとっては大きな支えになるでしょう。
・変化に気づく
・じっくりと耳を傾ける
・支援先につなげる
・温かく見守る
◇[2]ゲートキーパーの心得
◎温かみのある対応
◎真剣に聴いているという姿勢
◎相手の苦労をねぎらう
◎あなたのことを心配しているよ、と伝える
◎わかりやすく、ゆっくりと
◎一緒に考える
◎準備やスキルアップもしてみよう
◎自分が相談にのって困ったときのつなぎ先を知っておく
◎ゲートキーパー自身の相談先も確保!
◇[3]ゲートキーパーは「命の門番」
悩んでいる人に寄り添い、関わりを通して「孤独・孤立」を防ぎ、支援することが重要です。専門性の有無に関わらず、それぞれの立場でできることから進んで行動を起こしていくことがゲートキーパーの第一歩につながります。
ただし、難しくとらえすぎる必要はありません。悩んでいる人に寄り添い、話を丁寧に聴くことは大きな心の支えになるはずです。
●ポイント
鬼北町地域福祉計画基本目標2「みんなで支え合うつながりづくり」の「住民みんなでできるコト」につながります。
誰もが住み慣れた地域で安心して暮らしていくために温かいつながりをもちましょう。
♦詳しくもっと知りたい人は「ゲートキーパーになろう!」で検索
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