刈谷にゆかりのある輝く人を紹介します!
■中学硬式野球 中日本選抜チームで世界一
坂本 亮太(さかもと りょうた)さん
プロフィール:
刈谷南中出身、今春から享栄高校に進学。身長180cm、体重82kg。右投げ左打ち。
さらに体を大きくするため、夕飯ではご飯をラーメン用の丼で2杯食べる。
▽6カ国12チームの頂点に
「日本代表に選んでいただいたことに感謝してプレーしました。このような経験ができて本当にありがたかった」と話すのは、昨年8月に県内で行われた世界少年野球大会優勝メンバーの坂本さん。投げては最速138km/hに4つの変化球、打っては初球からフルスイングしていく積極打法で逆方向にも強い打球を放つなど、アメリカや韓国などの強豪国を相手に投打二刀流で活躍しました。
▽所属するチームでも全国優勝
大学野球まで経験した父親の影響で始めた野球。中学からは硬式野球チームの東海中央ボーイズに所属しました。昨年3月に開催された第53回日本少年野球春季全国大会では先発投手の柱、打線の中心としてチームを引っ張り、優勝を飾りました。さらに投打での活躍が評価され、大会MVPに選出。チームはこの大会も含め、秋から5月まで公式戦37連勝という圧倒的な強さを誇りました。
「代が替わる前のころ、最終回に逆転されて負けてしまった試合があり、全国1回戦でもその時と同じ投手が投げていて似たような展開になった。試合中その時のことが頭をよぎり不安になったが、この大会では勝つことができてよかった」と印象に残った試合のことを話します。
▽最高の恩返しができるように
高校で目指すのはもちろん甲子園。二刀流継続にも意欲を見せます。「まずは1年生から背番号をもらって試合に出たい。あとはあまりやってこなかった筋トレにしっかり取り組み、2年生のうちには球速150km/hを出せるようにしたい」と目標を話します。
今後は親元を離れての寮生活となりますが、「寮は楽しみ。しっかり野球に打ち込みたい」と笑顔で話します。さらに「ここまで野球をやらせてもらえたことに感謝して、甲子園に出場してプロになり、最高の恩返しをしたい」と、両親への感謝の気持ちも話しました。
将来を見据え、成長を続ける坂本さん。今後も二刀流での活躍に期待です。
◆輝く人の原動力
▽小学生時代に練習した公園
初めて所属したチームの練習で使っていた思い出の公園です。
▽これからはライバル
中学時代を同じチームで戦った仲間たち。今後は別々の高校で競い合うライバルになります。
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