■家庭内での事故防止について
◆(1)入浴事故について
入浴中の死亡事故は、交通死亡事故よりも多く発生しています。
特に高齢者や持病がある方は、リスクが高くなるので注意が必要です。
◇お風呂では、次のことに注意しましょう
・水分を十分に摂ってから入浴しましょう。
・家族に声をかけてから入浴しましょう。
・食事やお酒を飲んだ直後の入浴は避けましょう。
・熱い風呂や長風呂は避けましょう。
・深夜や早朝の入浴はできるだけ控えましょう。
・浴室と脱衣場の温度差を少なくしましょう。
・湯船から急に立ち上がらないようにしましょう。
◇もしものときは
・家族(周囲の人)を呼び、助けを求める。
・溺れないよう身体を支え、湯船のお湯を抜きます。
・可能であれば、湯船から引き揚げます。
・反応(意識)がないときは、救急車を呼びます。
・タオルや毛布を掛けて体を温めます。
・普段通りの呼吸がなければ、心肺蘇生法を行います。
◆(2)転倒事故ついて
安全であるはずの家庭内での転倒事故が多く発生しています。
特に高齢の方は、転倒リスクが高くなるので注意が必要です。
お風呂、居間、階段など家庭内のどこでも事故は起こります。
◇事故を起こさないために、次のことに注意しましょう
・階段の上り下りに注意しましょう。
・段差をなるべくなくしましょう。
・イスを使った作業は注意しましょう。
・手すりを取り付けましょう。
・立ち上がるときは、近くのものにしっかりとつかまりましょう。
・着替えるときは、無理して片足立ちせずに腰掛けましょう。
・濡れている場所は滑りやすいので気を付けましょう。
問合せ:知多南部消防組合
【電話】64-0119
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