3月1日から8日は女性の健康週間です。骨についてこの機会に知ってみましょう。
・3分に1件
足の付け根骨折の頻度
・36パーセント
足の付け根骨折の後、元通りに歩けない人の割合
・4人に1人
骨折・転倒などが原因で介護が必要になった女性の割合
大腿骨近位部骨折 年間推計発生患者数の推移は年々増加しています。
2017年の総数193,400件(うち女性149,300件・男性44,100件、出典:『JBMR PLUS』DOI:10.1002/jbm4.10428)
女性に圧倒的に多い!
■骨の健康のためにできること
・十分な栄養
特に骨の主成分となるカルシウムと、その吸収を促すビタミンDを積極的にとりましょう。
・適度な運動
運動は継続が大切。ウオーキングやスクワットなど無理せずできることをやってみましょう。
・日光を浴びる
ビタミンDは日光にあたった皮膚でも作られます。夏なら木陰で30分、冬なら1時間程度が1日の目安です。そして、定期的な骨粗しょう症検診
■なぜ検診が必要?
自分の骨量を知ることで予防につながります。
□40歳は自分の骨量を知るべき年齢
女性は30代後半から40代半ばで閉経に向けて女性ホルモンが減少し、心身の変化が生じ始めるプレ更年期を迎えます。骨粗しょう症を予防するためには、骨の丈夫さの指標である骨量の減少を早期に発見することが重要です。
◎年齢と閉経に伴う骨量の変化
・男性
20歳にかけて骨量は増えていき、徐々に骨量は減少していきます。
・女性
骨量は女性ホルモンの分泌量と比例しており、20歳にかけて骨量は増え、閉経期となる50歳前後の時期から骨量の急激に減少。骨粗しょう症の範囲にまで減少する場合があります。
■あなたの骨は大丈夫? 40歳から始める「骨粗しょう症検診」
骨折の一番の危険因子は骨粗しょう症と言われています。
□あなたは骨粗しょう症になりやすい?
・牛乳、乳製品をほとんどとらない
・極端なダイエットの経験がある
・たばこを吸う・お酒を多く飲む
・遅い初経・早い閉経
・普段から身体を動かすのがきらい
・高齢の親の背中が丸くなっている(いた)
ひとつでも当てはまると、将来骨粗しょう症になる可能性が高く、特に、40歳以上の女性は注意が必要です。
□受けてみましょう!女性のための骨粗しょう症検診(無料)
対象の方にはクーポン券を送付しています。
日程:3月31日(日曜日)まで
場所:市内協力医療機関
対象:令和5年4月1日時点で40歳・45歳・50歳・55歳・60歳・65歳・70歳の女性
詳細は市ウェブサイトをご確認ください。
■共通事項
問合せ:健康福祉局健康増進課
【電話】052-972-2637
【FAX】052-972-4152
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