■今回のテーマ『食欲の秋こそ脱メタボ!』
健子:先日健康診断を受けてきましたが、先生に「メタボ予備群」と言われちゃって。最近スカートもきつくなってきたんですよね。
保健師ヘルシー:そうでしたか。ところでメタボリックシンドロームって何だかご存知ですか?
健子:知っています。太りすぎて身体によくない状態ですよね。
保健師ヘルシー:メタボリックシンドロームとは、お腹周りに脂肪がたまっている状態「内臓脂肪型肥満」に加え、脂質異常・高血圧・高血糖のうちいずれか2つ以上が当てはまる状態をいいます。(詳細は本紙QRコード参照)
不規則な生活習慣は、内臓脂肪を増やし、血圧や血糖値を上げる物質や、血管内に血の塊をつくる物質をできやすくします。すると、動脈硬化が進み、生活習慣病を引き起こしやすくなります。実は血管が8割詰まっても自覚症状が出ないことがあります。気づいたときには脳卒中や心筋梗塞を発症しているかもしれません…。
健子:そんなに危険なんですね。重大な病気にならないようにダイエットしなくちゃいけないけど、長続きしなくて…。
保健師ヘルシー:無理なく長続きできる方法を一緒に考えましょう。体重1kgを減らすのに必要なエネルギーは約7,000kcalです。例えば1年で3kg減量したい場合は、1年で約21,000kcal減らすことになります。それを1年(365日)で割ると、目標達成のために1日約58kcal減らせばよいことになります。白米1口分は約20kcalです。毎食1口分ずつ減らすだけで、1日あたり約60kcalも減りますよ。
健子:それなら続けられそう!
保健師ヘルシー:間食を見直すのも良いですね。栄養成分表示を確認し、エネルギーが少ないものを選ぶ習慣をつけましょう!食欲の秋ですが、今の生活習慣を見直し、無理なくできる方法を継続していきましょう!
問合せ:保健センター
【電話】76-1133
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