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え~もんみっけ~市民レポーターのページ~

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愛知県小牧市 クリエイティブ・コモンズ

市民レポーターの皆さんが、市内のさまざまな場所に出かけて、市民ならではの視点から小牧の魅力や身近な話題について取材した様子を、毎月紹介していくコーナーです!

〔REPORT 232〕
■備えあれば憂いなし!自分でできる防災について考えてみよう
日本各地で大きな災害が発生していますが、皆さんは災害に対する備えはできていますか。市防災危機管理課の梅田俊之課長に『地震』への備えについて話を聞いてきました。

防災には、自分の身は自分で守る『自助』、自分たちの地域は自分たちで守る『共助』、市や県、国、防災関係機関が守る『公助」などがあり、最近ではまず『自助』=防災への知識を深め、自分の命は自らが守る意識を持ち、自分でできる防災準備をしよう=という考えが求められています。

◇小牧市での取組
小牧市では震度5弱以上の地震が発生した場合に開設する指定避難所が40施設、必要に応じて開設する福祉避難所が4施設あります。この避難所では停電していても利用できる特設公衆電話が2個ずつ配備されています。また、市役所に置かれる災害対策本部とは無線で連絡が取れるようになっています。避難所となる小中学校の体育館には非常用照明やコンセントがあり、備蓄されている非常食は全てアレルギー対応のものなど『公助』としての備えに取り組んでいます。ペットと一緒に避難できる場所も設定されています(限りがあります)。

◇自助力をアップして減災に取り組む
防災危機管理課の梅田さんは「まず、災害について知り、災害が発生した時に想定される小牧市の状況を知っておいてほしい」と話します。
令和3年10月に市内全戸に配布された『小牧市防災ガイドブック』(写真=左上)には、地震だけでなく防災全般にわたり、知る、イメージする、対策する(準備する)など分かりやすく書かれています。備蓄品や非常持出品などのチェックリストもあります。小牧市に特化した防災情報もたくさん掲載されていて、家族で読んだり、話し合ったりするだけでも自助力アップに繋がります。
小牧市防災ガイドブックが家にない場合、市役所本庁舎6階の防災危機管理課または各市民センターでもらえます。
想像や想定を越える災害が起きるこの頃ですが、少しでも減災できるよう日頃から準備や訓練に参加していきたいものです。

◇小牧市防災情報メール配信サービス
市は防災に関する情報をメールで携帯電話やパソコンに配信するサービスを行っています。配信内容は、市内の避難所の開設状況や避難指示などの緊急情報、市に警報などが発表された時の情報、地震が起きた時の震度情報など、いざという時に必要な情報が配信されます。

◇未登録の人は、ぜひ登録しましょう
左記二次元コード(本紙参照)を読み込むと登録方法が案内されます。父、母、祖父母など高齢の方にも、ぜひ登録してあげてください。
※市防災危機管理課でも登録のお手伝いをしています。

◇編集後記
ヤンメイ
数年前に子どもたちと避難場所を決めていたけれど、子どもの成長などライフスタイルが変化した現在では最適な避難場所ではなくなりました。地震への備えも多少はしていたけれど、必要な物資の過不足、避難場所の確認等改めて考えるきっかけとなりました。

◇今回の取材先
市防災危機管理課
住所:市役所本庁舎6階
【電話】76・1171

〔REPORT 233〕
■楽しみ方は無限大のスポット 外堀で発見!
外堀に昨年12月8日にオープンしたコトリオ(COTRIO)。三喜工務店が運営する複合施設で、1階はおにぎり屋さん、2階はシェアルーム/スタジオ、3階はコワーキングスペースとなっています。どんな使い方ができて、どのような目的でつくられたのか、コトリオ代表の三輪奈津美さんにお話を聞いてきました。

「地域の人々が集まる場所をつくりたかった」と話す三輪さんの思いから、コトリオは小牧のみんなの「もうひとつの家」をコンセプトとして建てられました。1階から3階までの各フロアは用途が大きく異なり、一人ひとりの目的に応じてさまざまな使い方ができるのが大きな魅力です。
家具のショールームとしての機能もあり、施設内の家具は全て購入可能です。

◇こだわりがいっぱい
1階の「おむすび喜々」は、減農薬の米を使い、具材はなるべく自家製というこだわりぶりです。自身の子どもが食物アレルギーで、外食できる店が限られていたことから、アレルギー食材の少ないおにぎり販売を思いついたそうです。注文を受けてから握るおにぎりは、どれも優しい味わいです。炊き立てにもこだわっており、1日何回もお米を炊くそうです。隣接するインテリアグリーンショップは本物と見間違うほどのフェイクグリーンが配され、見て楽しむこともできます。

◇あったらいいな♪を形に
キッチンとキッズスペース、スタジオがある2階は、ショールームのようなおしゃれな空間で、どこを切り取っても写真映えします。気軽に集まってほしい、頑張る人を応援したいという思いから利用料も良心的です。今まで忘年会やクリスマス会、ママ会などで利用されているそう。3階はコワーキングスペースとなっており、月単位のレンタルオフィス。個人事務所として利用することもできるし、書斎や勉強部屋としても利用できます。

◇目指すは「みんなの公民館!」
地域の人々への思いが根底にある三輪さんは「地域の人たちにはリファイン小牧という旧名が馴染み深いかと思いますが、ショールームとしてではなく地域の人たちに貢献できる場所にしたいという思いで、全てを作り変えました。ゆくゆくはみんなの公民館のような場所になりたいですね」と熱く語ってくれました。コトリオがこれからどのようにして地域の人々に活用されていくのか、とても楽しみですね。

◇編集後記
つっきー
本当にどこを見てもおしゃれな空間で、取材中何枚も写真を撮ってしまいました。私は1階でおにぎりを買って、2階のシェアキッチンでママ友たちと集まるという使い方をしてみたいです♪

◇今回の取材先
COTRIO(コトリオ)
住所:外堀2・166・1
【電話】72・2225
定休日:おむすび喜々は、日曜、月曜他施設は要確認
営業時間:
・おむすび喜々は午前10時〜午後3時
・レンタルスペースは午前8時〜午後10時
・コワーキングスペースは午前7時〜午後10時

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