■令和6年度予算 新規・充実等の主な事業
◆都市ヴィジョン1 こども夢・チャレンジNo.1都市
こどもの夢への挑戦をまち全体で応援していくことで、こどもを中心に世代を越えて市民がつながり、あたたかく支え合い、暮らしやすい魅力あふれるまちをつくっていくことをイメージした都市概念です。
▽スクールソーシャルワーカーの増員
・児童生徒の支援体制の強化のため、スクールソーシャルワーカーを2名増員
▽使用済みおむつ施設内処分の推進
(新)…公立保育園等において令和6年7月から使用済みおむつを施設内処分
(新)…私立保育園等に使用済みおむつの施設内処分に係る費用を補助
▽保育園適正配置・整備の推進
(新)…北里保育園と藤島保育園を統合するため、仮園舎の設計等を実施
・園舎の長寿命化等を図るため、古雅保育園の大規模改修を実施
・中部地区に小規模保育事業所を設置、運営する事業者を募集
・北部学校給食センター北側に保育園を設置、運営する事業者を募集
▽養育費確保の支援
(新)…ひとり親家庭の養育費の取り決めに係る費用を助成
⇒公正証書等作成費用(上限4万円)
⇒養育費保証契約保証料(上限5万円)
▽新たな学校づくり推進計画の策定
・学校施設の適正規模・適正配置や子どもたちにとってより望ましい教育環境の基本的な考え方を整理した計画の策定
▽(仮称)第一こども園の建設
・第一幼稚園と大山保育園を統合し、(仮称)第一こども園を建設するための実施設計等を実施
▽米野小学校の改築
・米野小学校改築のための実施設計を実施
▽結婚支援
(新)…結婚を希望する方の出会いの機会づくりを目的としたイベント開催や結婚に対する悩みなどを相談できる体制を整備
○小牧駅周辺の整備
・名古屋鉄道(株)と連携・協力しながら、交通結節点機能の強化、集い・憩いの場の創出等を図ることを具現化する「小牧駅前広場等整備基本計画」を策定
○東部まちづくりプラットフォームの構築
・東部振興構想の実現に向けて、地域にかかわるさまざまな主体がつながる場となる「プラットフォーム」の拡充
○北西部地区公園の整備
・事業用地の取得を実施
・ワークショップを開催し、公園の実施設計を実施
◆都市ヴィジョン2 健康・支え合い循環都市
幸せな高齢社会を実現するために、市民の健康づくりを支援し、支え合いの地域づくりに力を注ぎ、「健康」と「支え合い」の地域内循環を目指す小牧市独自の取組をイメージした都市概念です。
▽補聴器購入費助成
(新)…18歳以上の軽度・中程度難聴者に対して聞こえを補い、自立した日常生活を営むことができるように補聴器購入費用の2/3を助成
▽視覚障がい者に歩行訓練士を派遣
(新)…視覚障がい者の歩行訓練のため視覚障害者リハビリテーションワーカー(歩行訓練士)を派遣
▽健康経営の支援
(新)…全国健康保険協会愛知支部(協会けんぽ)と連携し、事業所の自主的な健康経営の推進に対する顕彰制度を実施
(新)…経済産業省が運営する健康経営優良法人認定取得に係る申請手数料の一部を助成
(新)…健康経営に関する情報共有の機会を提供する健康経営セミナーを開催
▽健康増進施設の整備・運営
(新)…健康づくりとフレイル予防を推進する拠点となる施設を多世代交流プラザ内に整備
▽オトナのちょこボラカレッジ
(新)…健康づくりや生きがいづくり講座などを交えながら、市内で行われているさまざまな活動事例を知り、地域課題について考える講座を実施
▽歯の健康づくり
・40~80歳までの5歳刻みを対象に実施している「いきいき世代個別歯科健診」にオーラルフレイルに関する健診項目を追加
・口腔がん検診の実施回数を拡充
◆都市ヴィジョン3 魅力・活力創造都市
若い世代や子育て世代が住みたい、住み続けたいと思える魅力ある都市と、経済・雇用・財政の基盤が確立された活力ある都市の創造をイメージした都市概念です。
▽史跡小牧山の整備
・史跡小牧山主郭地区において中腹の大手道の発掘調査および歴史館北東側の石垣復元整備を実施
▽(仮称)歴史民俗資料展示施設の整備
・歴史民俗資料を展示する新たな施設の実施設計を実施
▽企業新展開支援プログラムの推進
・小牧市企業新展開支援プログラムに基づいた産業振興施策を推進
(新)…新たに地場産品を製造、加工するための設備導入に係る費用を補助
▽小牧山東公園の整備
・Park-PFI手法を活用し、公募により選定された民間事業者による設計、施工
・公園の愛称を決定
◆行政改革と市民の利便性向上
「これまでも多くの方が参加しているコマ~」
▽プラスチックの再資源化
・資源循環およびカーボンニュートラルを推進するとともに、市民の排出利便性の向上を図るため、「プラスチック製品」と「プラスチック製容器包装」の一括回収を実施
▽区長事務のデジタル化を推進
・各区の事務負担の軽減のため、専用アプリケーションによる電子回覧等の導入を推進
▽市民の利便性の向上
・行政手続きのオンライン化やキャッシュレス決済の拡充など、ICTを活用した窓口業務等の改善を推進
▽自動運転の実証調査
・自動運転車両の運行による中心市街地における観光振興やまちづくりへの有効性等の実証調査を実施
▽高齢者へのデジタルサポート
・デジタルデバイド(情報格差)の解消に向け、さまざまな開催形式のスマホ教室等を実施
⇒集合型教室、個別相談会、ふらっとスマホ相談会、出張型スマホ教室
■市長施政方針の結びに
私は小牧市長として、小牧市の将来を見据え、こどもが健やかに夢を育み、高齢者をはじめ誰もが安心して暮らせる小牧市、若い世代や子育て世代が住みたい、子や孫も住み続けたいと思う、魅力と活力あふれる夢ある小牧を創造してまいります。
そして、本市は令和7年に市制施行70周年を迎えます。
この節目の年を小牧市への愛着と誇りを醸成する機会とするとともに、こまきに関わるすべての人がつながり、20年先、50年先の未来に持続する小牧市の創造に向けて、ともに更なる挑戦の一歩を踏み出すため、記念事業を実施する準備に着手してまいります。
議員各位、並びに市民の皆様と力を合わせて、小牧市の明るい未来につながる更なるチャレンジと、15万市民の幸せのための市政運営に、決意と信念を持って、引き続き全力で取り組んでまいる所存であります。
小牧市政の推進に、皆様の格別のご理解とご支援をお願い申し上げ、私の施政方針といたします。
問合先:
秘書政策課【電話】76・1105
財政課【電話】76・1190
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