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[特集2]本当(ほんとう)に必要(ひつよう)?-救急車の適正利用について考えよう!-

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愛知県岡崎市

岡崎市の救急出動件数が2年連続で過去最多を更新していることをご存知でしょうか。また、救急車が現場に到着するまでの平均時間は6年前の平成30年に比べ、令和5年では約1分伸びています。このまま救急出動件数が増加し続けると、本当に必要なかたのもとに救急車が到着する時間がどんどん遅れ、救えたはずの命が救えなくなってしまうかもしれません。命を救うためには、一刻も早い救急隊の到着が必要です。
救急車の適正利用について、一度考えてみませんか?

■岡崎市の現状
救急車の数:常時稼働13台+予備2台
出動件数:19,081件(令和5年)(過去最多)
出動件数の内訳:
・軽症…58%(約半数は軽症)
・中等症…31%
・重症…10%
・死亡…1%

▽軽症
例えばこのようなケースで救急車が呼ばれました。
・爪切りで誤って指を切った
・アブに刺された
・誤って綿棒で耳の奥を突いた
・包丁で手を切った
・熱があってのどが痛い
・ムカデにかまれた
本当に必要か、まずは考えてみましょう!

■救急車を呼ぶべきか迷うときはどうしたらいいですか?
・救急車を呼ぶ?
・自分で病院へ行く?
・軽症?重症?
・何科の病院に行くべきか分からない…
・夜間や休日に行く病院が分からない…

そんなときはコレ!!

▽全国版救急受診アプリ「Q助(きゅーすけ)」
急な病気やけがをしたとき、該当する症状を画面上で選択していくと、緊急度に応じた必要な対応が表示されます。その後、119番通報や医療機関の検索などが行えます。

▽救急医療情報センター(24時間対応)
【電話】21-1133(イイミミ)

▽子どもの急な病気・けがへの対処方法はこちら
【電話】♯8000(19時~翌朝8時)

もしものときのためにメモしておくと安心!!
※本紙35ページ「救急医療情報」もご覧ください。

■突然のこんな症状はすぐに119番へ!
頭:突然の激しい頭痛
顔:顔半分が動きにくい、またはしびれている
胸や背中:
・突然の激痛
・急な息切れ、呼吸困難
手・足:突然のしびれ
おなか:
・血を吐く
・便に血が混ざる、または真っ黒い便が出る
けが・やけど:
・大量の出血を伴うけが
・広範囲のやけど
事故:
・交通事故にあった(強い衝撃を受けた)
・水におぼれている
・高いところから落ちた

▼救急救命士からのお願い
救急車が到着してから、まず必要な観察や処置、問診を行い、病態などに合った病院を選定して搬送します。すぐに病院へ行くわけではないことをご理解ください。

▽救急車で病院へ行くときに持っていきましょう!
(1)保険証(マイナンバーカード)
(2)おくすり手帳
(3)履き物(担架で運ばれる時、忘れがち…)

▼救急車の運転手からのお願い
▽救急車の走行にご協力を!
救急車の音が聞こえてきたら、窓を開けて周囲を確認するなど、救急車の安全な走行にご協力をお願いします。

▽豆知識
最新の救急車には、周囲の環境に配慮したサイレンを搭載しています。

■救急の日イベント
8月20日(火)10時~
イオンモール岡崎1階セントラルコート
当日会場へ
小学生作 熱中症標語を掲示!
救急車がイオンモールの中に!
ミニ消防服を着て救急車と写真を撮ろう!

問合せ:消防救急課
【電話】21-9886【FAX】21-9821

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