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自治体の皆さまへ

もっと知ってほしい「ヤングケアラー」のこと

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愛知県春日井市

◆ヤングケアラーとは?
「家族の介護その他の日常生活上の世話を過度に行っていると認められる子ども・若者」のことで、勉強や遊びの時間が取れず、こどもらしい成長が妨げられてしまうことがあります。
「過度」とは、成長・発達に必要な時間を奪われることや、身体的・精神的に重い負担がかかっている状態です。

▽ヤングケアラーには、こんな心配事が…
・からだに不調
・成績に影響
・集中できない
・遅刻や早退など
・悩みごとが増える
出典:「ヤングケアラーとは」(こども家庭庁〈参照令和6年9月1日〉)を加工して作成

◆ヤングケアラーは気付かれにくい
▽こどもは「自覚がない・無理をしてしまう・知らない」ことが多い
・家庭内の役割と思ってしまうことにより、自覚しにくい。
・負担を感じながらも「家族を助けたい」などの気持ちから、無理をしてしまう。
・相談先や支援サービスがあることを知らず、声を上げられない。
▽周りの人から気付かれにくい
・他人に知られたくないという思いから、秘密にしてしまう。
・「自分でやりたい・やるべきこと」と思い、誰にも頼らない。
・本来大人が担うとされる家事などを、こどもが担っているとは思われていない。
まずは、本人や周りの人を含め、ヤングケアラーという存在を知り、気付くことが大切です。こどもが、こどもらしくいられる社会にするために、私たち一人一人がその輪を広げていきましょう。

◆相談から支援につながります
気になることがあれば、こども家庭支援課へ相談してください!面談でも電話でも相談できます。

「近所のこどもが困っているかも…心配だなぁ…」
「私ってヤングケアラーなのかな…」

ヤングケアラーコーディネーターが相談を受け付けます

▽ヤングケアラーコーディネーターとは?
家庭での困りごとなどを聞き取り、相談内容に応じて、適切な機関につなぎます。

●市以外の相談窓口:24時間子供SOSダイヤル
【電話】0120-0-78310

◆こども自身に気付いてもらうために~ヤングケアラーチェックサイトを開設しました~
こども自身にヤングケアラーについて知ってもらい、相談先があることを伝えるためのチェックサイトを、市ホームページで公開しています。
ID:1035272

◆講座などの申し込みを受付中
▽出前講座
ヤングケアラーコーディネーターが講師となり、「ヤングケアラー」とは何かを、町内会や地域で活動する団体などに伝えます。
申し込み:直接か電話で、こども家庭支援課へ

▽高校生向けサロン
同世代の似た境遇の仲間や過去にヤングケアラーと同様の経験をしたことがある「ピアサポーター」と話をすることができます。
申し込み:市ホームページから
ID:1035099

こども家庭支援課
【電話】85-6229
ID:1029008

※QRコードは本紙P12をご覧ください。

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