みんなで見守り支え合う認知症

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■認知症のことを考えよう!
◎9月　認知症月間
◎9月21日　認知症の日　世界アルツハイマーデー

■認知症とは
脳の病気や障害などさまざまな原因により、記憶力や判断力が衰え、生活が不自由になる状態をいいます。
認知症は、生活習慣病(高血圧、糖尿病、脂質異常症など)や難聴と関連があると言われており、予防や早期発見が大切です。このためバランスの良い食事や定期的な運動を心掛けたり、聴力低下への対策をとることなどが認知症のリスクを下げることにつながると考えられています。

■大切なのは地域の支え合い
誰もがなる可能性のある認知症。令和7年には高齢者の5人に1人が認知症になると言われています。
認知症の人が、自分らしく、住み慣れた地域で暮らすためには、本人やその家族に対する支援とともに、家族や周りの人の理解や地域の見守りが不可欠です。
認知症は決して人ごとではありません。一人一人が認知症を正しく理解し、認知症の人やその家族を地域で支え合える優しいまちにしましょう。

◆《メッセージ》地域の支え合いの場を作っています
認知症地域支援推進員
市社会福祉協議会　地域支援課
・野嵜雅人さん
・清水一継さん
認知症の人やその家族が地域で生活を続けられるよう、地域や店舗、企業、学校などに出向いて認知症の理解を深めたり、見守りの輪を広げる活動をしています。

私たちの活動のテーマは「認知症になっても暮らし続けられるまちづくり」です。
認知症の人が気軽に利用できる「おれんじプラスカフェ」を増やしたり、地域の高齢者サロンで認知症の理解を深めるための講座を行うなど、安心して過ごせる居場所づくりに取り組んでいます。
こうした中、最近は認知症の人が自身の体験を話す会や認知症の人の家族同士の交流会が地域に増えてきており、理解が広がっているように感じます。
認知症当事者の気持ちや家族の思いを知ることは、同じ地域で共に過ごしていくために、とても大切なことです。
もし周りに認知症の人がいたら、優しく話しかけてみるところから始めてみませんか。

◆みまもりあいプロジェクト〜アプリ1つでできる支え合い〜
スマートフォンの無料アプリを通じて、認知症の人が帰れなくなったときに、地域の皆さんの協力で早期発見・保護につなげる取り組みです。

アプリを登録
↓
・捜索依頼が出たら
アプリに捜索情報が届きます。服装などの特徴もお知らせします。
↓
・見かけたら
身に付けているステッカーのフリーダイヤルへ電話し、IDを入力すると、家族へ直接つながります。

「出掛けた家族が家に帰ってくる」
このことが誰でも当たり前になるように。プロジェクトへの協力をお願いします。

〇ゲームで「みまもりあい」を体験しよう!春日井まつりDEかくれんぼゲーム
まつり会場でアプリに配信される捜索情報を見て、対象者を探し出そう。
日時：10月19日(土)・20日(日)

◆認知症高齢者等見守り支援事業(ID：1017275)
〇GPS端末導入費用の助成
※上限1万円
〇「みまもりあいプロジェクト」利用支援
・認知症の人が身に付けるステッカーの配布
・行方不明時の捜索アプリの利用をサポート
※2年目からは年間3600円の費用負担あり

◆身近な人のことが心配になったら
認知症は早期発見、早期受診、早期治療がとても大切です。気になることがあれば、かかりつけ医や地域包括支援センターに相談しましょう。

〇認知症ガイドブック(ID：1030158)
認知症の概要や状態に応じたサービスなどをまとめたガイドブックを、地域共生推進課や各地域包括支援センターで配布しています。
また、市ホームページでも見ることができます。

◆知ろう!体験しよう!
〇認知症サポーター養成講座(ID：1001990)
認知症を正しく理解し、認知症の人やその家族を見守り、応援する「認知症サポーター」を養成するための講座です。10人以上の団体からの依頼に応じて講座を開催します。
申込み：直接か電話で、地域共生推進課へ

〇啓発(ID：1035059)
《オレンジリングライトアップ》
市役所北側の窓にオレンジリングが浮かび上がります。
日時：9月17日(火)～20日(金)17：00～20：00

《啓発コーナーの設置》
・図書館や市内の書店に啓発コーナーを設置
・市役所市民ホールと市民病院にポスターなどを掲示

〇VR体験
認知症の人が日頃どのように感じているのか、VRを使った体験会を開催します。
日時：9月17日(火)10：00～11：30
場所：総合福祉センター
定員：30人(先着順)
申し込み方法など詳しくは、市社会福祉協議会ホームページを見てください。

問合せ：地域共生推進課
【電話】85-6187