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〔今月の特集〕やってみよう!学んでみよう! 楽しみながら認知症予防

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愛知県東栄町

町では、9月から12月にかけて各地区をまわり新しい「認知症予防」に取り組みます。
「楽しみながら」をキーワードに様々な学びや体験を取り混ぜた認知症予防教室です。チラシやとうえいチャンネル、町SNSでお知らせしますので、みなさんぜひお気軽にご参加ください。

■新しい認知症予防の取り組み
(1)認知症の世界を体験する
認知症の発生に関係しているといわれる要因として、「難聴」「喫煙」「生活習慣病」「うつ」「活動の低下」「社会的孤立」等があげられます。

(2)脳と生活の健康チェック
定期的な運動習慣、バランスの良い食事、交流の機会に参加することが認知症の危険性を低くすることが報告されています。

(3)積極的な認知症予防運動
新しい取り組みでは、これからどんなことに気をつけて生活をしていったら良いかを様々な体験をとおして学びます。

(1)認知症の世界を体験する
VR(※1)の技術を活用し、認知症の中核症状(※2)を体験します。認知症を講義で学ぶのではなく、その症状を実際に体験することを通じて、認知症に対する誤った理解や偏見を学びます。認知症の方との接し方について「これで良かったのか「」こうしたら良かったのかな」という新しい『気づき』を学ぶことができます。

(※1)コンピューターによって作り出された仮想的な空間を現実であるかのように疑似体験できる仕組み。
(※2)記憶の障害や理解・判断力の低下など、脳の機能低下によって直接的に起こる症状。

(2)脳と生活の健康チェック
国立長寿医療研究センターが開発した評価ツール「NCGG‒FAT」を用いて、認知・身体的なフレイル(※3)状況をチェックします。
簡単な質問やiPadを使って様々な課題にチャレンジし、楽しみながら取り組むことができます。このチェックリストに取り組むことで、今の自分の生活が、どのくらい認知機能の維持につながっているかを確認することができます。

(※3)年齢とともに、筋力や心身の活力が低下し、健康な状態から要介護状態へ移行する間の虚弱な状態。

(3)積極的な認知症予防運動
国立長寿医療研究センターが開発した認知症予防運動「コグニサイズ」に取り組みます。
運動で身体の健康を促しながら、脳の活動も活発にする運動を行い、認知症の発症を遅らせることを目的としています。軽い運動を行いながら、計算やしりとりなどの課題に取り組みます。仲間同士で笑いながら、積極的な認知症予防運動に取り組むことができます。

新しい認知症予防の取り組みについて知りたい方、その他にも認知症について知りたい方や心配がある方は、お気軽にお問い合わせ、ご相談ください。

問合せ:
東栄町役場・福祉課【電話】0536‒76‒1815
東栄町地域包括支援センター【電話】0536‒76‒1740

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