■1に運動 2に食事 しっかり禁煙 良い睡眠〜健康寿命の延伸を目指して〜
▼健康増進普及月間とは?
厚生労働省は、令和6年9月1日から30日までの1か月間を「健康増進普及月間」と定めています。本町でも生活習慣病の特性や運動・食事・禁煙など個人の生活習慣の改善の重要性について一人一人の理解を深めていくとともに、食生活改善普及運動と連携して、健康づくりを促進していきます。
▼健康寿命の延伸
平均寿命が伸びる一方で、「日常生活動作が自立していない期間(要介護)」があり、「日常動作が自立している期間(健康寿命)」との差が問題となっています。東栄町では、男性の平均寿命と平均自立期間の差が県の平均より短いのですが、県や同規模町村と比べて平均自立期間が低いことが心配な点です。一方、女性は県平均よりも平均自立期間が長く、平均寿命との差も大きく広がってはいません。この平均寿命と平均自立期間(健康寿命)の差を縮めるためには生活習慣の見直しが必要になります。
▼1に運動 体の柔らかさが健康の秘訣?!
日常生活自立期間(健康寿命)を伸ばすには、まずは運動です。今よりも体を10分多く動かすだけで健康寿命を伸ばせます。町の健康づくりリーダーの方のお話を聞くと、80歳を超えると、バランス感覚が鈍くなり、体の柔軟性が低くなると話がありました。バランス感覚や柔軟性の低下は、転倒につながります。町の要介護の有病状況のうち「筋・骨格系疾患」が71%を占めます。骨粗しょう症や骨折、筋力低下などが身近な症状ではないでしょうか。転びそうになった時に、体を支えられる筋力や歩き続けられる元気な体を維持したいですね。東栄保健福祉センターでは、毎月第2・4火曜日の13時30分からロコモ体操を実施しています。年齢層は主に65歳以上の方が多いですが、40歳以上の運動不足を感じている人にはぜひおすすめです。
参考:国保データベースシステム(R5)、日本整形外科学会ロコモオンライン
問合せ:福祉課健康推進係
【電話】76・1815
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