このコーナーでは、みなさんの健康につながる情報を武豊町の保健師や管理栄養士がお届けします!
■保育園の給食をのぞいてみよう
保育園の給食の目標は「じょうぶな体、ゆたかな心」を養うために、「食を営む力」の基礎を身につけること、そして一生を心身ともに健康で楽しく生きる力を身につけることです。
◆保育園の給食室で手作り
町内8つの公立保育園では、共通の献立を各保育園の給食室で作っています。給食室で作られるごはんの匂いをそばで感じ、調理する人(園務員)との関わりを通して食をより身近に感じることができます。
◆保育園ではどれだけ食べているの?
1日に必要なエネルギーは1~2歳児で950kcal、3~5歳児で1300kcalです。保育園ではおやつを含め1~2歳児で475kca(l1日の50%)、3~5歳児で520kca(l1日の40%)を摂取しています。
◆調理の工夫
保育園の給食は「生」で提供することが出来ないため、必ず加熱をしています。1~2歳児と3~5歳児は基本的には同じものを食べていますが、1~2歳児はまだ上手に食べられないことが多いため、切り方を小さくしたり、噛みにくいものは提供を控えるなど工夫をしています。
◆実際に提供されている給食の紹介
令和5年度に行ったアンケートでは8割の子どもたちが給食を楽しみにしていると答えています。実際にどんなものを食べているのか写真で紹介します。その中でも人気のある拌ばん八はっ宝ぽうのレシピも一緒に紹介します。
◇拌八宝(ばんはっぽう)
このレシピは園児1人分です。大人は1.5倍にしてください。
〇材料(1人分)
・ロースハム…1枚弱
・じゃがいも…中1/4個
・人参…1/8本
・きゅうり…1/8本
・キャベツ…1枚
・もやし…1/8袋
・すりごま…小さじ1/4
・卵…1個
・サラダ油…少々
・(A)酢…小さじ1
・(A)三温糖…大さじ1/2
・(A)しょうゆ…小さじ1弱
・(A)ごま油…小さじ1/4
・揚げ油…適量
(1)ロースハム、人参、キャベツを千切りにする。
(2)(1)ともやしを茹で、冷水で冷やして粗熱をとり、冷蔵庫で冷やす。
(3)Aの材料を混ぜ合わせて加熱し、粗熱をとり冷蔵庫で冷やす。
(4)じゃがいもは1cm四方の拍子切りにし、180度に熱した油で素揚げにする。
(5)卵は溶きほぐし、熱したフライパンにサラダ油をひき、いり卵を作る。
(6)水気を絞った(2)、(4)、(5)をボウルに入れ、(3)とごまを加えて和える。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>