問:業務委託料について、委託先はどのように選定するのか。
答:官民連携のプラットフォームの構築および運営に係る業務は、地域交流センターの運営受託者に、SDGs未来都市計画の推進支援に係る業務は、令和5年度、第6次江南市総合計画の改訂支援を行った事業者に、SDGs普及啓発イベント企画運営に係る業務は、公募型プロポーザル方式により選定した事業者に、それぞれ委託する予定をしている。
要望:今後、官民連携のプラットフォームの実施内容がまとまった際には、全員協議会などでその内容を示してほしい。
▽公用車管理事業について
問:修繕をした公用車は購入して何年目の車両か、また買換えなどの検討はしたのか。
答:購入後8年目の車両で、同車種を購入する場合約111万円が見込まれること、また、ゼロカーボンシティの推進の一環から電気自動車などの次世代自動車とすることも考慮するとさらなる費用が生じることから、買い換えではなく、現行車両を修繕することとしたもの。
▽防災行政無線整備等事業について
問:災害時には必ず無線が聞こえるのか。
答:新たな高性能スピーカーを既存の場所で配置した机上の調査を実施したところ、ほぼ市内全域に音が届いている。また、スピーカーの更新後には、実際に現場で聞こえるかどうかを試験放送などで職員が判断するとともに、仮に聞こえにくい場所がある場合は、戸別受信機の配布を考えている。要望:多額の費用で整備していくことから、防災行政無線が聞こえないということがないようにしてほしい。
問:既存の防災行政無線の撤去費用はどうなっているか。
答:今回の事業費の中に含まれている。
問:この防災行政無線を整備している自治体の現場へ実際に聞きに行ったことがあるのか、なければ実際に整備している自治体に聞きに行き、状況確認をする必要があると考えるがどうか。
答:近隣において今回導入を予定している防災行政無線を整備している自治体がないことから、現在整備している遠方の自治体へ電話にて状況を確認し、問題ないとの回答を得ている。また、高性能スピーカーは豊山町が導入しており、職員が実際に現地に出向いて確認している。要望:多額の費用をかけて整備する以上、状況を自身の耳でしっかりと確認するべきと考えられるので、以後このような場合には必ず現場確認をしてほしい。
問:今後、防災行政無線が聞こえない場所があった場合、スピーカーの追加設置は考えているのか。
答:聞こえにくい場所については、戸別受信機の配布で対応していく予定であり、スピーカーの追加設置は考えていない。
▽消防車両更新等事業について
問:救急自動車の寄贈を受けるに当たり、どのような経緯があったのか。
答:総務省消防庁から寄贈救急自動車の推薦があり、寄贈元である一般社団法人日本自動車工業会から高規格救急自動車の寄贈を受けることになった。
問:寄贈を受ける救急自動車はどこに配備するのか。
答:消防署本署に配備する。
問:救急自動車5台運用となるが、運用方法は決まっているのか。
答:現在消防署で協議している。
問:資機材や車両の入札方法はどのように行うのか。
答:救急資機材については、指名競争入札で行い、車両については寄贈元より車両メーカーが指定されているため、随意契約を予定している。
問:救急自動車の車両のみ寄贈を受けて整備するのと、補助金制度を活用して整備するのとでは、どちらが安価で整備できるのか。
答:明確な比較は困難だが、令和5年度に緊急消防援助隊補助金を活用した例では補助額が1269万5000円であったので、それと比較するとほぼ同等であると考える。要望:車両購入時には原価比較を厳密に行ってほしい。
問:救急自動車5台運用になると職員の増員が必要ではないか。
答:令和9年度の救急自動車更新時期までに5台運用について検証した上で、職員確保についても考えていく。
■令和5年度江南市一般会計歳入歳出決算認定について
▽農業振興事業について
問:こうなん産業フェスタ開催委託料は、江南市農業まつり運営協議会と江南市民まつり運営協議会の2団体による運営を一本化し、警備委託などをまとめて発注すれば経費削減できるのではないか。
答:元々は別のイベントであった事業を合同開催しているもので、警備委託などについては一括で発注し、それぞれの事業に案分するなど経費削減に努めている。
▽分別ごみ収集運搬事業について
問:蛍光管はどのように処理しているのか。
答:収集した蛍光管は、環境事業センターに集めて破砕機で細かく砕き、ドラム缶に詰めた後、再生処理を行うことができる北海道にある業者へ運搬して処理している。
問:一般廃棄物の処理にあたり、自区内処理の原則は守られているのか。
答:基本的には自区内での処理を行っているが、一部の品目については、搬出先の自治体と協議を行った上で処理をしている。
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