■11月9日は「119番の日」
市民の皆さんと消防を結ぶダイヤルナンバー「119」にちなんで11月9日が「119番の日」として設けられました。衣浦東部広域連合消防局では、令和5年中に36,485件、1日あたり約100件の119番通報がありました。
皆さんの正確な通報が、迅速で的確な活動につながります。もしもの時に備えて119番通報について確認しましょう。
▼通報は慌てず落ち着いて、次の質問にはっきりお答えください
○火事の場合
(1)住所(近くの目標物、ビル等の場合は何階か)
(2)何が燃えているのか?
(3)逃げ遅れ、けが人はいないか?
(4)通報者の氏名、電話番号
○救急の場合
(1)住所(近くの目標物、ビル等の場合は何階か)
(2)誰がどうしたか?
(3)けが人等の年齢、性別、持病、かかりつけ病院
(4)通報者の氏名、電話番号
※現場に向かっている救急隊員から確認の電話がかかってくる場合があります。
▼119番通報の動画
本紙右のQRコードからご覧ください。
▼携帯電話・スマートフォンからの119番通報
市境で通報した場合、隣の消防につながることがあります。この場合、通報を受けた消防から衣浦東部広域連合消防局に転送されますので、電話を切らずに指示に従ってください。
GPS機能付き携帯電話・スマートフォンであれば通報場所が通知されますが、通報によって精度が異なるため、災害場所の特定が困難となることがあります。携帯電話・スマートフォンで通報する場合は、通信指令員の聞き取りによる場所の特定が重要となりますので、付近の住所や目標物(店舗、交差点名、橋など)を確認の上、通報するようにお願いします。
▼動画による「映像通報システム」を新たに導入しました!
映像通報システムとは、119番通報時に、消防から通報者のスマートフォンに対して、ショートメッセージ(SMS)でURLを送信し、通報者がアクセスすることでビデオ通話が可能となり、災害現場などの映像を消防指令センターで確認できるシステムです。
言葉では伝えることが難しい災害現場の状況を明確に伝えることができるため、正確な現場状況の確認と速やかな災害対応につながります。送信された映像は、指令員が現場判断のためのみに使用します。※映像送信に係る通話料は通報者負担となりますのでご了承ください。
▼Net119緊急通報システムによる119番通報
衣浦東部広域連合消防局では令和2年10月1日からNet119緊急通報システムの運用を開始しました。これは当消防局管轄(碧南市、刈谷市、安城市、知立市、高浜市)に在住、在勤、在学の人で、聴覚又は音声・言語機能等に障がいがあり、音声による119番通報が困難な方が、スマートフォン等からインターネット回線を利用して、音声を用いることなく119番通報するシステムです。利用には事前登録が必要です。
▼その他の緊急通報システムによる119番通報
メールでも119番通報が可能です。
FAXについては聴覚または音声・言語機能に障害があり、音声による119番通報が困難な方、また急に声が出なくなったときなどの際に、通常の電話での通報が難しい方が登録なしでFAXを使用して通報できます。
▼こんな時はこちらの番号をご利用ください
119番は、火災、救急等を通報する緊急回線です。火災発生場所については、次の番号にお問い合わせください。
○火事の場所や状況が知りたいとき
災害問合わせテレホンサービス【電話】0566-27-1119
○病院の案内、情報を知りたいとき
愛知県救急医療情報センター【電話】0566-36-1133
病状に応じて診療可能な最寄りの病院を24時間365日紹介しています。
○小児の症状に応じた医療相談をしたいとき
愛知県小児救急電話相談【電話】♯8000または【電話】052-962-9900
問合せ:衣浦東部広域連合消防局 通信指令課
【電話】63-0138
■令和6年秋季全国火災予防運動(11月9日(土)〜15日(金))
火災が発生しやすい時季を迎えるにあたり、火災予防思想の一層の普及を図ることで、火災の発生を防止し、高齢者を中心とする死者の発生を減少させるとともに、財産の損失を防ぐことを目的として実施します。2
▼2024年度全国統一防火標語
守りたい 未来があるから 火の用心
▼住宅防火 いのちを守る 10のポイント―4つの習慣・6つの対策―
○4つの習慣
・寝たばこは、絶対にしない、させない。
・ストーブの周りに燃えやすいものを置かない。
・こんろを使うときは火のそばを離れない。
・コンセントはほこりを清掃し、不必要なプラグは抜く。
○6つの対策
・火災の発生を防ぐために、ストーブやこんろ等は安全装置の付いた機器を使用する。
・火災の早期発見のために、住宅用火災警報器を定期的に点検し、10年を目安に交換する。
・火災の拡大を防ぐために、部屋を整理整頓し、寝具、衣類およびカーテンは、防炎品を使用する。
・火災を小さいうちに消すために、消火器等を設置し、使い方を確認しておく。
・お年寄りや身体の不自由な人は、避難経路と避難方法を常に確保し、備えておく。
・防火防災訓練への参加、戸別訪問などにより、地域ぐるみの防火対策を行う。
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