■碧南市おやじの会
おやじの会の活動のねらいは、「父親同士の交流を図って連帯感を高めること」「子育てを母親任せにしないで、父親も家庭教育に関心をもつこと」「子どもの理解を深め、子どもからの信頼を得ること」です。親子参加型のイベントを工夫し実践することで、地域ぐるみでの子育て、親育ての一助を担っています。
▽みんなあつまれどろんこまつり~7月16日(日)~
碧南市の市制75周年記念事業として、西端地区の農業者コミュニティセンター北側の田んぼで開催しました。対象を市内在住の小学生親子200名として募集し、企画から当日の運営まで、各地区おやじの会が協力して実施しました。当日は晴天に恵まれ、絶好のどろんこ日和となりました。親子玉入れから始まり、どろんこフラッグ、ボート引き、ターザン、最後にもち投げ(ボール投げ)と、様々な競技を親子泥だらけになりながら楽しみました。
▽元気ッス!へきなん~7月29日(土)~
地域の活性化、盛り上げの一助となるよう、「元気ッス!へきなん」に出店者として、またパレード参加者として各地区おやじの会が参加しました。子どもたち向けの射的やヨーヨーつり、ポップコーンやピザの販売など、おやじの会スタッフが各地区で実施してきたイベントで培った経験を生かして様々な出店を行いました。また、中学生ボランティアを20名近く受け入れ、ゲームの補助や呼び込みなどをスタッフと協力しながら力を合わせて運営しました。
■大人が変われば子どもも変わる運動(48)
▽サッカー少年団から見えるふれあい
碧南少年サッカー連盟 杉浦弘晃
大人と子どもの関係は日々変わっています。私が子どもだった頃の親・コーチとの関係と、大学になる息子が小学生だった頃の私との関係、また現在の小学生と親の関係も変わってきているように思います。
サッカー少年団のコーチとして、その変化は指導方法にも表れていると感じます。ふれあいを持って取り組むようになりました。練習を強いるのではなく、子どもの表情を見てより楽しく、モチベーションが上がる練習を、と考えるようになってきています。自分の息子にはあまりモチベーションのことを考慮に入れた指導を行っていませんでした。
また、チームに目を向けると、学年により差はあるものの、親の関心が高い(ふれあいが多い)学年ほど、子どものサッカーに対するモチベーションが高く、その結果として、チームは強くなる傾向にあります。
サッカー少年団において、大人と子どもとのふれあいは、子どもにモチベーションを与え、そのモチベーションが子どもの上達を促し、いい流れを生み出すように思います。
▽挑戦や熱中できる何かのきっかけになるように
碧南市父母の会連絡協議会 石川晴将
私は子どもの頃から、母の影響でピアノに親しんでいます。
2人の息子ともいつか一緒に音楽を楽しめるようになりたいと思い、毎日一緒にピアノの前に座るのですが、読譜や指遣い、休符のとり方など、苦戦する場面が多く、なかなか根気よく練習する意欲に結びつかないようです。
本人に上達したい意思はあるようなので、親である私にできることは、無理やり練習させるのではなく、『お父さんが楽しく弾いている姿を見せること』だと思いました。
こども園で馴染みのある曲を弾いて一緒に歌ったり、市のイベントのバンド演奏で活躍(?)している姿を見せたりしている影響もあってか、少しずつですが自発的にピアノに向かうことが増えてきたように感じます。
子どもは親がしてほしいと思うことを必ずしもしてくれるとは限りませんが、私自身も経験したように、子どもが何かに挑戦したり、熱中できるきっかけや、良い刺激を与えられる親であり続けたいと思います。
問合せ:市青少年育成市民会議
【電話】42-3511
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