■早期発見・早期対応が大事です
▽認知症簡易チェックシステム「これって認知症?」「わたしも認知症?」
自分自身や身近な人に、「あれ?認知症かな?」と思うことはありませんか。認知症かどうかをチェックする目安として簡易チェックシステムを試してください。
▽認知症ケアパス
「認知症かな?」と心配になった時に、いつどこに相談したらよいか、どのようなサービスがあるかなどの情報を分かりやすく示したものです。認知症は進行とともに状態が変化する病気なので、進行状況にあわせて適切なサポートを受けることが大切です。あらかじめ症状の変化や受けられるサービスを知っておくことは、認知症の人の理解やケアにも役立ちます。認知症ケアパスはホームページでも確認できます。ぜひ活用してください。
▽認知症初期集中支援チーム
認知症の早期発見・早期対応を目指して、医療・保健・福祉の専門職で構成されたチームです。医療機関に認知症の受診ができない場合や介護サービス利用につながらない場合などにチーム員が自宅を訪問し、必要な医療や介護サービスが受けられるように支援します。高齢介護課や地域包括支援センターへ相談してください。
■高齢者等見守りネットワーク
高齢者が地域で安心して暮らせるまちづくりを推進します
市では高齢者が住み慣れた地域で安心して生活できるように、高齢者等見守りネットワークを推進しています。この一環として、8月1日現在で63の民間事業者や団体と高齢者等の見守りに関する協定を締結しています。
協定では、協力事業者が店舗での接客や配達での訪問などの日常業務のなかで、高齢者などの様子に異変を感じたときに、市役所などへの通報をお願いしています。この協定を通じて、さらなる高齢者への迅速な支援や安否確認につなげています。私たちの日常生活の中でも、身近な高齢者などの異変に気付いた場合は同様に連絡・通報をお願いします。安心・安全なまちづくりに協力してください。
▽高齢者の異変を感じる具体例
・ポストが新聞や郵便物でいっぱい
・洗濯が何日も干しっぱなし
・何回も同じ手続きに訪れる
・同じ商品を頻繁にたくさん購入している
・夏なのに冬の服を着ている
・裸足で歩いている
・同じところを行ったり来たりしているなど
▽事業者の募集
更なる見守り体制の推進のため、協力できる事業者を募集しています。費用はかかりません。高齢者などが安心安全に住み慣れた地域で、長く過ごすことができるよう協力をお願いします。興味のある事業者は、問い合わせてください。
※市内において、高齢者の日常生活圏域で事業活動を行っていることや、日常業務で高齢者と接する機会が多く、協定書に定める見守り活動の趣旨を理解し、円滑に実施できる事業者が対象です。
高齢者等見守り協定イメージ
問合せ:高齢介護課高齢福祉係
【電話】95-9888
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