豊明市・日進市・みよし市・長久手市・東郷町を管轄する尾三消防本部からのお知らせです。
◆地震によって起こる火災
▽通電火災とは
電気機器などを原因とする「電気火災」のうち、地震の揺れなどの影響で停電した後に電気が復旧することで発生する火災です。
地震の揺れや家具の転倒により破損した電気機器に再通電して発熱発火することや、電気ストーブなどに可燃物が接触した状態で再通電して着火すること。その他、再通電時に発生した電気火花が周囲から漏れ出たガスに引火する火災のことを言います。
▽通電火災の怖さとは
通電火災は地震から避難した後に時間差で発生することが多く、初期消火が遅れてしまいます。揺れによって物が散乱した中で出火すると、容易に火が近くの可燃物に燃え広がって短時間で大きな火災となってしまいます。
▽通電火災を防ぐには
通電火災は、避難する前にブレーカーを落とすことで予防することができます。電気を遮断し、ブレーカーを落とすことで電気が復旧しても電気機器に通電することがなくなります。しかし、外出中の被災、家屋の倒壊など、物理的にブレーカーを落とすことができない状況に陥ることもあります。そのため、地震の揺れを感知して自動で電源を遮断する「感震ブレーカー」を設置しましょう。
※分電盤に内蔵されたタイプもありますので、取り付け前にご自身で確認しましょう。
《感震ブレーカー》
地震の揺れ(目安震度5弱以上)によりボールが落ちることでブレーカーが落ちます
※図は広報紙6ページをご覧ください。
問合せ:尾三消防本部予防課
【電話】0561-38-7236
<この記事についてアンケートにご協力ください。>