「楽しみや生きがいをもって、健康に過ごしたい」という願いを叶えるために、健康づくりに取り組みましょう。
■体重管理に困っていませんか?
「メタボ=太っている」というイメージを持っていませんか?メタボとは、「内臓脂肪がたまったことにより、血圧が上がる、血糖値が上がる、中性脂肪の値が上がるなどの代謝異常が起きている状態」のことをいいます。
22.7% この数字は何でしょうか
集団健診を受診した国保加入者の約4人に1人がメタボです
出典:佐渡市国民健康保険第2期データヘルス計画
■食事は、「食べ方」が肝心です
普段の食べ方や調理法を工夫することで、内臓脂肪の蓄積を防ぐことができます。
(1)腹八分目にする
満腹まで食べると、摂取カロリーが増え内臓脂肪が溜まる原因になります。
「食べ過ぎ」が習慣にならないように、腹八分目を意識しましょう。
(2)果物は朝に食べる
果物が美味しい季節。ついつい手が伸びてしまいますよね。
食べすぎると血糖値の上昇に繋がります。1日の適量は拳1個分です。
(3)調理の油は控えめにする
炒め物や揚げ物は油を多く使います。
焼く、茹でる、煮る、蒸すなど調理法を工夫すると食材の余分な脂も落とすことができます。
鶏もも肉80gの調理法を比較すると…
揚げた場合 320kcal→焼いた場合 112kcal
■今より“10分”意識して動いてみましょう
運動によって、エネルギーの消費量が増えることにより、体重やお腹周りの減量が期待できます。日常のいろいろな動作が体を動かす機会になります。
運動量:ラジオ体操(第1・第2)計6分
↓
消費量:キューブチョコ1粒分(10g) 30kcal
運動量:歩行10分
↓
消費量:せんべい1枚分(10g) 40kcal
運動量:雪かき10分
↓
消費量:サイダー1杯分(125ml) 50kcal
※消費量は、体重60kgの場合。
!持病がある人は、必ず医師の指示に従いましょう。
膝や腰が痛い人は、医師と相談の上行いましょう。体に痛みを感じたら無理をせず中断しましょう。
■放置するとメタボに…?「歯周病」のワナ
歯周病は口の中だけの問題と思われがちですが、全身に悪影響を及ぼすこわい病気です。
歯周病を放置すると、歯周病菌が歯茎の血管から侵入し全身にめぐることで糖尿病や生活習慣病のリスクが高まります。定期的な歯科受診は、メタボ予防にも繋がります。
◆歯科検(健)診のご案内
11月はにいがた健口文化推進月間です
対象:検(健)診受診日時点で、佐渡市に住民票がある以下の生年月日の方
受け方:市内の指定医療機関を事前に予約し、受診券(案内文)と健康保険証を持参して受診する
受診券有効期限:令和7年3月31日(月)
◇歯周病検診
◇後期高齢者歯科健診
※対象の方には、5月に案内文を送付しております。この機会にぜひ受診してください。
お問い合わせ:健康医療対策課健康増進係
【電話】63-3115
<この記事についてアンケートにご協力ください。>