文字サイズ
自治体の皆さまへ

保健師、管理栄養士の健やかに幸せにだより

16/24

新潟県出雲崎町

けんこう広場

■みんなで考えよう「子どもの権利」
11月は児童虐待防止推進月間であり、11月20日は「世界こどもの日」。すべての子ども(18歳未満)が生まれ持った能力を十分に伸ばして成長し、幸せに過ごしてほしいという世界中の願いから、1989年に「子どもの権利条約」が国連で採択された日でもあり、日本も批准(同意)しています。

◆子どもの権利とは
この条約では、子どもを大人と同じように一人の人間として捉え、その権利を保障しています。子どもの権利とは、すべての子どもが持っている基本的人権のことです。

▽子どもの権利条約 4つの原則
・命が守られ成長できること
すべての子どもの命が守られ、持って生まれた能力を十分に伸ばして成長できるよう、医療・教育・生活への支援などを受けることが保障されます。

・子どもにとって最も良いこと
子どもに関することが決められ、行われる時は「その子どもにとって最も良いことは何か」を第一に考えます。

・意見を表明し参加できること
子どもは自分に関係のある事柄について自由に意見を表すことができ、大人はその意見を子どもの発達に応じて十分に考慮します。

・差別のないこと
すべての子どもは、子ども自身や親の人種や国籍、性、意見、障がい、経済状況などどんな理由でも差別されず、条約で定めるすべての権利が保障されます。

◆大人ができることって何だろう
▽安心できる環境を
子どもの健やかな成長に、安心・安全な環境は欠かせません。

▽頑張りを認めよう
ほめられることは、子どものやる気と次へのチャレンジの源です。

▽思いやりの心を伝えよう
自分の気持ちの伝え方や相手がどう思うか等、経験から学び成長します。

▽思いを受け止め、気持ちをくもう
子どもの気持ちに寄り添い、一緒に考え、支えることは安心や大切にされていることを実感できます。

大人にできることは他にもたくさんあります。
自分が子どもの頃に親や先生等の大人からしてもらいたかったことを思い返し、子どもたちと関わってもらえたらと思います。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU