■子育て講座から
令和5年12月9日(土)午前10時から弥彦村図書館の講座室で、カウンセラーの山川洋子氏を講師に「思春期につながる子育て」をテーマに学習会が開催されました。
スクールカウンセラーでもある山川氏から、自分の子育ての実話を盛り込んで講義していただいた内容は、以下の通りです。
・「受容」「共感」「尊敬」により子どもへの対応。「親しき中にもリスペクト」。
・「聞いて」という時に聞き、嫌な顔の時は聞かない。横並びで、親ぶるのは上から目線である。
・ストロークは自分や相手の存在を認める働きかけで、プラスのエネルギーを交換する。(頭をなでる、うなづく、微笑む、抱きしめる等)
・愛は、技術(スキル、アート)であり、技術には修練が必要。
・大人の対応とは、感情を受け止め、そこから本質を引き出すこと。
・家庭が子どもの居場所、帰る(還る)場所。素の自分でいられる場所。
参加者からは、「他の家の子どもと接するように、落ち着いて話したり聞いたりすることが大切と感じた。」「楽しかった。自分はマイナスストロークが多いので、プラスストロークを増やしていきたい。」「話をしたいときにちゃんと聞いてあげたいと思う。自分も大人になりたい。娘も思春期なので、今日聞いた話を参考にします。」などといった感想がアンケートに書かれていました。また、「参考になったか」「楽しかったか」「満足したか」の質問には、参加者全員が肯定的評価でした。
(公民館長 堀 隆行)
■弥彦村スポーツ協会加盟団体の紹介
〔弥彦弓道会〕
代表:本間辰雄(【電話】94-3506)
事務局:杉山圭子(【電話】080-1055-3558)
会員数:24名
活動場所:彌彦神社弓道場
活動日時:毎週火・木・土・日 午後2時~7時
代表の本間さんからお話を伺いました。
弥彦弓道会は、昭和21年に前身の彌彦神社弓道会(部)が発展・改変され誕生しました。前身の組織は、大正時代にはあったのではないかと思います。
彌彦神社ではさらに古くから弓道の歴史があります。彌彦神社と弓道会との関わりは深く、今日に至るまで歩みを共にしてきました。弓始神事一般奉射は、彌彦神社が主催の五穀豊穣などを祈念する神事です。平成元年には、弥彦弓道会から吉田弓道会が分離独立したものの、両団体では現在でも月代わり交互に月例射会を開催し、交流を深めています。平成27年に新しい弓道場ができてからは、新潟県弓道大会など新潟県の弓道連盟が主催の行事にも協力しています。
この団体の会員は10代後半から80代まで幅広い年代で構成され、世代間交流が図られています。弓道競技の特徴は、精神面が重要で自分と的との勝負であるため、試合相手から直接影響を受けることはありません。また、高齢になっても続けられることと大会によっては男女の区分けがないことも特徴の一つです。彌彦神社の弓道場にて、平日・休日共に活動していますので、興味がありましたらご連絡ください。
(公民館 白井宏侑)
■スクールサポーター通信
11月、小学2年生の九九検定にサポーターの方々から協力いただきました。合格を目指す子どもたちの真剣な姿にたくさんの励ましをありがとうございました。サポーターからは、「一緒になって九九の練習をした。」「頭の体操になった。」等の感想がありました♪
12月、小学2年生が春にサポーターの方々と植えた、さつまいもの収穫祭がありました。サポーターは、一緒に茶巾絞りとポップコーンを作りました。子どもたちとの会食は、より美味しく楽しいひとときでした♪
“みんなのいばしょ”では、11月に続き大好評のお抹茶の会がありました。立川さん、諸橋さんを迎え、リース作りの会も行いました。
一人一人の個性が輝くリースができました。「楽しかった。」「もっと作りたい。」「お家に飾りたい。」等、たくさんの笑顔がありました。
ぜひ、どなたでも“みんなのいばしょ”にお越しください♪
(地域教育コーディネーター 阿部千恵・鈴木圭子)
問合せ:弥彦村公民館(弥彦総合文化会館内)
【電話】94-4311
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