南区のおいしいもの・美しいものは、暖かい季節だけじゃない。寒くなるこれからの季節にもたくさんあります!
今回は、これから私たちの舌と目を楽しませてくれる南区のお楽しみを紹介します。
◆食用菊「かきのもと」(9月上旬~12月)出荷量は県内1位
菊は観賞用が主ですが、新潟県などの限られた地域で食用として栽培され、その中でも白根では味と食感が良い「かきのもと」の栽培が盛んです。
「かきのもと」のかわいいポイントはココ!
花びらがクルッと丸まっているよ
◆新高・新興(和ナシ)
新高(10月上旬~10月下旬)は大玉で果汁が多く、完熟すると日本酒のような独特な香りがします。新興(10月下旬~11月中旬)は、歯ごたえが良く酸味が少しあります。貯蔵性に優れているので、冬まで楽しむことができます。
・新高(にいたか)
・新興(しんこう)
▽み~つけた♪
新興は、どのナシよりも花が早く咲き、収穫が一番遅い!
よって…
実が木になっている時間が1番長く、病気・害虫・風雨に耐え抜いた強いナシです!
「勝負ごと」「受験生」にはピッタリだね。新興を食べて、勝利をつかもう!
◆トマト
出荷のピークは6月でしたが、12月までさっぱりとした甘さが特徴の「ミニトマト(品種はサンチュリーピュア)」、フルーツのように甘い「しろねスイート(品種はエコスイート)」が出荷されます。
昆布と同じうまみ成分(グルタミン酸)が含まれているので、料理の味わいに深みを与えてくれます!
◆ル レクチエ(11月中旬~12月下旬)
11月にプリムール(販売開始基準日)を迎えるル レクチエは、例年11月中旬から12月下旬まで楽しむことができます。
ル レクチエは南区が誇るフルーツで「とろける舌ざわりと気品高く芳醇な香り」が特徴的です。
◆キュウリ
キュウリ産地として県内でも有名な白根地区で、令和3年に新ブランド「きゅうり王子」がデビューしました。白根のキュウリは色つやが良くてみずみずしく、シャキッとした食感と甘みが特徴です。「きゅうり王子」としての品質を安定させるため、朝採りしたキュウリのみを出荷してもらい共同選果(※)をしています。
※施設に集めて検査を行い、出荷すること
きゅうり王子のイラストが目印!
乾燥と低温に弱いので、冷蔵庫では袋に入れ、立たせて保存しましょう!
◆アザレア
アザレアは日本や東南アジアのツツジを基にヨーロッパで室内観賞用に品種改良後、明治後期に日本に輸入され、大正時代に新潟県で商業栽培に成功しました。現在は、南区・秋葉区での栽培が盛んで、国内では最も大きな産地となっています。
自然状態では5月頃に開花しますが、冷蔵処理をすることで開花時期をコントロールしています。
こうすることによって春先だけでなく、秋から翌春まで出荷が可能になります!
▽新潟県のオリジナル品種として次の7種類があります。
・越の淡雪(あわゆき)
・越の舞姫(1月上旬)
・ダンシングスノー(10月下旬)
・ももか
・ほほえみ
・スノーシャイン(10月下旬)
・ひろか(10月下旬)
◆チューリップ(12月~翌3月ごろ)
南区はチューリップの切り花の名産地です。チューリップの種類は150以上もあり、私たちが見たことのない品種がまだまだたくさんあります!
このチューリップは「ハワイ」
珍しい名前でしょ?
外国のお菓子のような甘い香りとギザギザの花びらが特徴的です。
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