■放射線防護施設
▽放射線防護施設のイメージ
出典:一般財団法人日本原子力文化財団(JAERO)原子力防災シミュレーション
原子力災害時に「無理に避難すると健康リスクが高まる方」が、搬送の準備が整うまで一時的に屋内退避する施設として「放射線防護施設」があります。
放射線防護施設は建物内の気密性を高め、空気をフィルターで浄化します。その空気を室内に送ることで内圧を高め(陽圧化)、外部の放射性物質を遮断するため安全に退避できます。
内閣府のシミュレーションによると、陽圧化した鉄筋コンクリートの建物に退避すると、屋外にいる時に比べ積算被ばく線量が9割以上低減できることが分かっています。
市内には、発電所から5km圏内にある社会福祉施設を中心に、13カ所の放射線防護施設があり、今年度14カ所目として、中通コミセンの放射線防護化工事を行っています。
問合せ:防災・原子力課
【電話】21-2323【FAX】21-5980
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