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令和6年度施政方針 八丈町長山下奉也(2)

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東京都八丈町

■主要施策
▼都市基盤
基本構想の「都市基盤」の項目では、「独特の気候、風土や人の営みなどの特性に立脚し、みどり豊かな町で住み続けられる環境」の整備について示しています。

▽サステナブルアイランド創造事業
事業最終年度となる東京宝島サステナブルアイランド創造事業は、総額2億9千6百万円を計上しており、みずほグループと連携し、デジタル化による新たな取得可能なデータと既存データを分野横断的に集約・統合・分析できる環境整備に向けたデータ連携基盤の構築と、今後の展開も見据えた防災DX・観光DX・行政DX等、各種施策を実施していきます。

▽移住定住
移住定住事業の促進を図るため、関係機関と連携し、「多摩島しょ移住定住相談窓口」や新規採用予定の移住定住担当地域おこし協力隊員を活用するなど受け入れ態勢の強化に取り組みます。

▽防災対応
地震・津波・風水害など、多様化する自然災害への対応について、町と関係機関などが連携した協力態勢づくりに努めます。
災害対応におけるデジタル技術の導入・活用を民間企業と連携し、災害時の迅速な情報収集など災害対応の高度化・効率化に引き続き取り組みます。また、5年計画の最終年度となる防災行政無線のデジタル化に伴う工事については、1億4千8百万円となります。今後も計画的な維持管理を実施し、町民の皆様が安心して暮らせるよう努めます。

▽土木・管財事業
道路改良事業においては、1億9千2百万円を計上しています。災害時に坂下と坂上を結ぶ避難用道路として、中道伊郷名線を継続事業として実施するほか、藍ヶ江線など4路線の事業を実施します。また、災害の防止、安全かつ円滑な交通の確保、良好な景観の形成などの観点から無電柱化事業を推進していきます。
既設の町道各路線の適切な維持改善を図るため、長寿命化修繕計画に基づいた道路修繕を行うほか、地域住民の利便性、安全性、観光振興、産業振興に考慮しながら、道路維持管理事業に取り組みます。
庁舎管理事業については、安全かつ衛生的で持続可能な公衆衛生環境の維持管理に努め、感染症などの拡大防止に取り組みます。また、供用開始から10年を経過し、設備保全及び除草費用などの維持管理コストの増大という課題を踏まえ、経費削減を目指すと同時に、安心・安全な環境整備に取り組みます。
町営住宅事業については、中之郷に粥倉団地を建設する予算2億5千百万円を計上しています。
「八丈町公営住宅等長寿命化計画」に基づき、計画的な更新及び適切な修繕を行い、八丈町基本構想の理念に基づき、入居者が健康で文化的な生活を送ることが出来るように、良質な町営住宅運営を目指します。
財産管理事業については、町の財政状況が厳しさを増していく中、総合的な財産管理コストの削減を図りつつ、未利用財産の活用又は処分の方法を全庁横断的に検討していきます。

▽消防団
各地域の消防団員が少なくなっていくなか、女性消防団員の入団は増えてきております。今回の中之郷埋立処分場火災におきましても、多くの消防団員の方にご協力いただき、感謝しています。
令和6年度では三根分団ポンプ車の車両更新のため、2千7百万円を計上しています。老朽化が懸念される車両にあっては計画的に更新を図り、災害対応に支障が生じないよう努めます。

▽消防施設
防火水槽整備事業として、耐震性貯水槽を2基新設します。また、消防本部の車庫建設事業として2千5百万円の予算を計上しています。今後も火災発生時の消火活動に支障が生じないように努めます。

▽水道浄化槽事業
水道事業は、安全、安心な水を供給するため、老朽化した管路や施設の更新を行います。
浄化槽事業は、自然環境の保全と生活環境の向上のため、合併処理浄化槽の普及率向上の啓発活動を図っていきます。

▽一般旅客自動車運送事業
好調な観光貸切の需要に対応しながら、乗合事業、貸切事業共に安全な運行に努めます。

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