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認知症とともに、自分らしく暮らし続けるために 認知症コラムNo.15

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東京都八丈町

認知症は誰にでも発症する可能性のある病気です。認知症について正しく理解し、地域ぐるみであたたかく見守り、認知症の方やその家族を支えましょう。

■認知症について正しく理解しよう!
9月は認知症月間です。高齢化の進展に伴い認知症の人が増加している現状から、令和5年6月14日に「認知症基本法」が成立、令和6年1月1日に施行されました。早期に気づいて治療を始めれば、症状を軽減し進行を遅らせることができます。早めの気づきの大切さを知り、認知症について正しく理解しましょう。

▼認知症とは
「認知症」とは、さまざまな脳の病気によって、脳の働きが徐々に低下し、認知機能(記憶や判断など)が低下して、社会生活に支障をきたす状態(6カ月以上継続)を言います。
町で令和5年度要介護認定を新規申請された方の約4割が認知症の診断を受けており、介護が必要になった原因の1位でした。そのほとんどの方が、高血圧や脳卒中、心臓病、糖尿病などの治療も受けています。

▼認知症の種類(代表的な3種類)
▽アルツハイマー型認知症
・認知症の中で最も多い。
・記憶障害(もの忘れ)から始まる。
・最近のことを忘れる。
・慣れた道に迷う。
・性格が変化する(怒りっぽくなる、覇気が無くなる)。

▽レビー小体型認知症
・初期では認知機能の低下が目立たない場合もある。
・幻視や認知機能の変動、睡眠時の異常行動、パーキンソン症状などがみられる。
・症状は個人差があり、他の病気と間違われやすい。

▽脳血管性認知症
・脳梗塞や脳出血といった脳血管障害によって起こる。
・認知機能の低下がまだらに起こる。
・片麻痺、嚥下障害、言語障害などの症状がみられる。

■認知症の予防とは
認知症予防とは、認知症にならないという意味ではなく、認知症になるのを遅らせる、認知症になっても進行を緩やかにするという意味です。
定期的な運動習慣やバランスの良い食事を心がけたりと、普段からの生活管理が認知症予防にはとても大切です。

■まだまだ熱中症に注意!夏バテにも気を付けよう!
9月に入ってもまだまだ暑い日は続きます。なんだか身体の疲れが取れない、やる気が出ない、頭痛や食欲がない、そんな不調はありませんか?熱中症予防と夏バテ解消法をご紹介します!
1)エアコンを上手に活用しましょう。
2)あたたかいor常温の飲み物を摂取しましょう。
3)お風呂に入りましょう。
4)簡単な運動を行いましょう。

問い合わせ:福祉健康課高齢福祉係
【電話】9-5670

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