介護保険制度が創設され25年目を迎えました。区では地域での暮らしを支えるため、区内20カ所の在宅介護支援センターを中心とした品川独自の総合的なしくみにより、適切な介護保険制度の運営に努めています。
今号では、5年度介護保険制度の運営状況のあらましをお知らせします。詳しくは区ホームページなどでご覧になれます。
●区民の5人に1人が高齢者(65歳以上)です
6年4月1日現在、区の高齢者人口は80,850人となり、区民の5人に1人が65歳以上の高齢者となっています。
(住民基本台帳 各年4月1日現在)
●高齢者の約5人に1人が要介護認定を受けています
要介護認定を受けている高齢者は前年度と比べ、微増となっています。また、後期高齢者(75歳以上)では約3割の方が認定を受けています。
(各年度3月31日現在)
※被保険者数には、住民基本台帳人口のほか住所地特例者(区外の施設入所者など)を含む。
○65歳以上の要介護認定者数推移
(各年度3月31日現在)
●介護保険の約半分を保険料で支えています
歳入のうち、介護保険料は44.9%であり、残りは税金などにより構成されています。また歳出は、保険給付費の割合が約85%近くを占めており、そのほかに地域支援事業費として6%程度が総合事業の実施・介護予防事業などの充実のために充てられています。
○5年度決算見込み
(単位100万円)
●介護にかかる費用が増えています
介護保険給付費は、約2.3%の増加となっており、特に在宅サービス(予防給付)で約12.2%の増加となっています。一方で、地域支援事業のうち介護予防・日常生活支援総合事業の予防通所事業が約7.0%の伸びとなっており、要支援者の増加に伴う利用増により費用が伸びています。
○介護保険給付費の推移
(単位100万円)
○地域支援事業費の推移
(単位100万円
※統計資料における各項目の数値は端数処理をしているため、合計値と内訳に差が生じる場合があります。
問い合わせ:高齢者福祉課支援調整係
【電話】5742-6728【FAX】5742-6881
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