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自治体の皆さまへ

女性の皆さん がん検診を受けていますか

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東京都国立市

■現在、日本人の2人に1人が一生のうちに何らかのがんになっているといわれます。
10月はピンクリボン月間(乳がんの早期発見・早期治療や検診受診を呼びかける月間)です。女性のがんの罹患率としては近年第1位である「乳がん」と、20代後半から増加し、若い世代でも罹患することがある女性特有の「子宮頸(けい)がん」は、がん検診を受けて、早期に発見することが重要です。今号では、がん検診を実施している医療機関からのメッセージやがん検診の詳細(申込方法等は3面)などを掲載しています。この機会に自分の健康について、考えてみませんか。

◇子宮頸がん検診を実施している医療機関の先生からのメッセージ
・こうのレディースクリニック 河野(こうの)八朗(はちろう)先生
躊躇(ちゅうちょ)しないで婦人科の門をたたいて
婦人科自体がすごく特殊な科ですので、どうしても恥ずかしいという感じがあると思います。しかし、早期に発見できれば治癒することができる病気ですので、その点も加味して検診を受診してください。また、性交渉がなくても検診することは可能ですので、婦人科の門をたたいて先生と相談してください。

・内野産婦人科小児科 圡橋(どばし)麻美子(まみこ)先生
20歳・30歳代で異常がなかった方も
子宮頸がんの原因とされているHPV(ヒトパピローマウイルス)は、性交渉の経験のある女性の50%~80%が、生涯のうち一度は感染するといわれています。HPV感染した一部の人は、異形成とよばれる前がん病変を経て、数年から数十年かけて子宮頸がんに進行します。
40歳代や50歳代の方も、ぜひ定期的に検診を受けてください。

・岡産婦人科 岡(おか)隆志(たかし)先生
高齢の方も受診する必要があります
閉経なさった方だと、もう子宮頸がんの検診は必要ないのでは、というような質問を受けることがあります。たしかに、子宮頸がんは若い人に多いがんになりますが、高齢の方でもなることがありますので、ぜひ、受診はしていただきたいと思います。

◇若い世代の方達が検診の受診につながるように
片山クリニック 片山(かたやま)素子(もとこ)先生
国立市で実習を行った看護師・保健師をめざす学生による子宮頸がん検診についてのインタビューを掲載しています。
詳細は2面へ

問合せ:保健センター
【電話】572-6111

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