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自治体の皆さまへ

第六次総合計画がスタートします(2)

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東京都多摩市

■総合計画の3つのテーマと6本の柱
◆力を入れて取り組みます!〜3つのテーマ〜
地球規模の環境問題や少子化・高齢化の進行、人口の減少など、社会的な課題がニュースなどでしばしば報道されているのをご覧になっている方もいるのではないでしょうか?
総合計画では、こういった課題を乗り越え「明るい未来の多摩市」を実現するための取り組みを記載しています。

◇環境と共に生きる
みんなが、環境問題を自分事として捉え、身の回りのことに取り組んでいくことで、環境と共に生きる未来を目指します。
例えば…
多摩市気候市民会議では、無作為抽出などで募った市民が集い、自らの生活の中での取り組みや工夫、そのために必要なまちの機能や仕組みを話し合い、さらにこれらを地域社会へどう広げていくかについて議論を交わし、145の具体取組項目を含む「提案書」としてまとめました。この提案書をもとにした取り組みやアイデアを市民の皆さんと一緒に実現していきます。
将来に渡り持続可能なまちであり続けるため、地域でのエネルギーの自給自足を推進します。また、地球温暖化防止に関する教育・啓発活動を地域や学校・事業者などと連携して推進します。

◇みんながいきいきと幸せに暮らせる
みんなが、それぞれに生きがいを感じ、安全・安心に暮らすことができ、幸せを実感できる未来を目指します。
例えば…
「健幸まちづくり」の取り組みの一環として、「健幸!ワーク宣言」を推進しています。
「健幸!ワーク宣言」とは、働く人の健康と幸せのため、企業・団体・大学などの市内事業所の代表者が、自身と従業員・職員の働き方について宣言を行うものであり、この取り組みを進めることで市内事業所とともに働く人の健幸を応援していきます。
加齢・障害・疾病などによる心身機能の低下、子育て・子育ち上の困難、生活困窮などに直面した際、適切な支援が受けられるよう、関係機関が、対象者の生活の場面を想定して連携し、切れ目ない支援を一体的に実施する「多摩市版地域包括ケアシステム」を推進します。

◇まちに元気とにぎわいがある
みんなが、一人ひとりの個性や価値観を大切にしながら、それぞれの方法で、まちに元気とにぎわいを作ることのできる未来を目指します。
例えば…
多世代への呼びかけによるワークショップを開催することで、スキルや興味が同じ人同士が新たな活動を始める機会など、地域で多様な活動をする人・団体が縦横につながる場や機会づくりを推進します。
企業・事業者などとの連携を通じて、駅周辺の活性化やまちの魅力づくりを推進します。また、駅周辺だけでなく、地域にある資源を活用する他、新たな連携による魅力づくりなど、まちの魅力の情報を発信し、実際に訪れていただくことにより、まちの活力を維持していきます。

◆基本計画を作るときに前提にしたこと
「明るい未来」を実現するためには、変化する社会に対応していく必要があります。今回の計画を作るにあたり、次の5つの社会情勢を前提にしています。
・気候変動
・DX(デジタル・トランスフォーメーション)
・コロナ禍を踏まえた新しい日常、価値観
・担い手不足
・SDGs

◆こんなことに取り組みます!〜6本の柱〜
◇子ども、学校教育
例えば…子どもの成長をみんなで支え、ともに生きるまち
「子育てひろば事業」や児童館などを活用し、遊びや学び、健やかな育ちにつながる行事を展開します。
タブレット端末などの活用により、子ども一人ひとりの特性や習熟度などに応じた指導方法を工夫するとともに、多様な他者と協働した学びの充実に取り組みます。

◇市民活動、コミュニティ、生涯学習・社会教育、文化
例えば…地域で学び合い、活動し、交流しているまち
市民が気軽に参加・活動できるイベントや、公民館や図書館をはじめとする社会教育施設における取り組みの充実を図ります。
さらに、大学や事業者などと連携した事業の推進に取り組みます。

◇都市づくり、交通、防災、防犯、住宅
例えば…みんなが安心して快適に住み続けられるまち
「多摩市ニュータウン再⽣⽅針」に基づいて、惹きつけられ、住み続けたくなるまちを目指し、多様な拠点・小拠点ごとに、暮らしや新しいライフサイクルを支える機能の維持・充実に取り組んでいきます。

◇健康、医療、介護、福祉
例えば…支え合いのなかで、いつまでも安心して暮らせるまち
高齢者福祉・障がい者福祉など個別の福祉分野にとどまらず、生活困窮や自殺対策などの取り組みをはじめ、防災・防犯体制の強化や多様性の尊重など、多様な視点と地域連携による支援を推進します。

◇産業振興、観光、都市農業
例えば…みんながいきいきと働き、集い、活気と魅力あふれるまち
インターネットなどによる購買行動の変化、感染症の拡大を機に進んだ新たな生活様式やDXの進展などの変化に対応し、市内企業や個人事業主などの経済活動を支え、産業振興に取り組みます。

◇環境
例えば…地球にやさしく、水とみどりとくらしが調和したまち
市民が気候問題の当事者として「気づき」から「行動変容」に繋がる取り組みとして「多摩市気候市民会議」を毎年開催します。
市民全員で脱炭素社会の実現を目指す仕組みを構築します。

◆計画を進めていくために
◇行財政運営の基本的な考え方
地震や台風などの災害や、新型コロナウイルス感染症の感染拡大のように、将来的にどのようなことが起こるのかを見通すことはできません。
このような変化にも柔軟に対応できるよう、行政は市民の皆さんの生活を支え、明るい未来を実現するために進んでいきます。
そのために、どのような状況でも計画を確実に進めることができるよう、次の5つのポイントを中心に、多摩市の業務の基本的な考え方を定めました。

・健全で安定的な財政基盤の確立
・「しくみの転換」による行政サービスの改革
・多様な主体との連携強化
・複雑化・多様化する行政課題に対応する人財の育成・組織運営
・公共施設等のマネジメント

閲覧場所:公式ホームページ
※製本版は、印刷ができ次第、市役所第二庁舎1階行政資料室・各市立図書館に配架予定
販売場所:市役所1階売店「ひまわり」

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問い合わせ:企画課
【電話】338-6813【FAX】337-7658

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