■自転車の保険・共済加入は義務化されています
都の条例で自転車損害賠償責任保険などへの加入が義務化されています。自転車利用中の事故で他人にけがをさせてしまった場合など、損害を賠償できる保険・共済にはさまざまな種類がありますので、ご自身に合った保険などを選び加入しましょう。区で運営している保険はありません。
〇令和4年に区内で発生した事故のうち約半数に自転車が関わっています
〇自転車が加害者となる事故では、加害者側に約9,500万円もの高額な損害賠償を命じられた事例もあります
■自転車に乗るときはヘルメットを着用しましょう
自転車に乗る全ての方にヘルメットの着用が努力義務化されています。自転車での死亡事故のうち、約7割が頭部に致命傷を負っています。あなたのため、大切な家族のため、みんなでヘルメットを着用しましょう。また、区では自転車用ヘルメットの購入費を助成しています。詳細はお問い合わせください。
▽自転車乗用中死者の損傷主部位比較
(都内 平成30年~令和4年)
▽ヘルメット着用状況別の致死率
(都内 平成30年~令和4年)
出典:警視庁HP
■守っていますか 自転車にこどもを乗せるときのルール
自転車は気軽に利用できて便利ですが、「被害者」にも「加害者」にもなり得る乗り物です。電動アシスト付き自転車はスピードが出やすく、特にお子さんを乗せていると車体が不安定になりがちなので、慎重に走行しましょう。大切なお子さんの命を守るためにも、交通ルールとマナーを守って運転しましょう。
▽できること
・前後なしとおんぶ
・前に1人とおんぶ
・後に1人とおんぶ
・前後に1人ずつ
〇運転者は16歳以上
〇乗せることができるのは小学校就学前の幼児
〇2人乗せる場合は「幼児2人同乗用自転車」を利用する
▽できないこと
・抱っこ
・前後に1人ずつとおんぶ
◆自転車安全利用五則
(1)車道が原則、左側を通行 歩道は例外、歩行者を優先
(2)交差点では信号と一時停止を守って、安全確認
(3)夜間はライトを点灯
(4)飲酒運転は禁止
(5)ヘルメットを着用
問合せ:都市基盤管理課 交通安全・自転車総合計画担当
【電話】5744-1315
【FAX】5744-1527
■自転車は駐輪場に止めましょう
自転車は便利で環境にやさしい乗り物です。一方で、駅周辺に放置された自転車は、歩行者や緊急車両の通行を妨げるとともに、まちの美観を損ねるなど社会問題となっています。放置自転車の状況は改善されつつあるものの、依然として自転車などが駅周辺に放置されています。自転車を止める際は駐輪場を利用いただき、放置自転車のない安全なまちづくりにご協力をお願いします。
問合せ:都市基盤管理課 交通安全・自転車総合計画担当
【電話】5744-1390
【FAX】5744-1527
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