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自治体の皆さまへ

「もしも」の備え、「今」できること

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東京都大田区

8月8日に日向灘を震源とする大規模な地震が発生し、同日には南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)が初めて発表されました。日本は世界の中でも自然的条件から災害が起こりやすい国です。防災意識を普段の生活に取り入れ、あらためていざという時のためにしっかり備えておきましょう。

大田区長 鈴木晶雅

■ライフラインに合わせた備えを!
◆ガス
供給が遮断されると…
・お風呂に入れない
・調理ができない

備えるもの:
・カセットコンロ・ボンベ
・ウエットシート
・ドライシャンプー など

《被災者の声》
〇東日本大震災 体験談
1週間以上入浴ができず、つらかった。

◆水道
断水が発生すると…
・トイレが使えない
・飲み水がない
・歯磨きができない

備えるもの:
・災害用トイレ(1人5個/日)
・飲料水(1人3L/日)
・歯磨き用ウエットティッシュ など

《被災者の声》
〇東日本大震災 体験談
家のトイレが1週間以上使えなかった。最寄りの仮設トイレまで、1日に数回500mほど歩いた。

◆電気
停電・計画停電が実施されると…
・夜に身動きが取れない
・携帯電話の充電ができない
・冷暖房器具が使えない

備えるもの:
・モバイルバッテリー(電池式やソーラー式)
・懐中電灯
・防寒具
・カイロ
・冷却スプレー
・汗拭きシート など

《被災者の声》
〇能登半島地震 体験談
モバイルバッテリーを持って避難したので、バッテリーには困らなかった。

◆通信
電話やネットなどの通信障害が発生すると…
・家族と連絡が取れない
・情報収集ができない

備えるもの:携帯ラジオ
今できること:
・災害用伝言ダイヤル(171)を覚える
・家族と集合場所を決める
・大田区防災アプリをダウンロードする など

《被災者の声》
〇東日本大震災 体験談
携帯電話がつながりづらく、地震や津波の被害状況が把握できなかった。

■「備える」「使う」「補充する」ローリングストックを生活に取り入れましょう
普段の買い物で少し多めに購入し、消費期限を確認しながら消費と補充を繰り返すことで、常に一定量の備蓄を維持できます。ライフスタイルに合わせて、必要なものを備蓄しましょう。

▽ポイント
・普段食べている物を少し多く購入
・2~3か月に1回、消費期限の確認
・すぐに取り出せる場所に置く

▽ローリングストックに適している備蓄品
・飲料水
・野菜・フルーツジュース
・カレー・スープなどのレトルト食品
・缶詰、瓶詰の食品
・フリーズドライの汁物
・ドライフルーツ、ナッツ
・ようかんやチョコレートなどの日持ちするお菓子
・ウエットシート
・カセットボンベ
・乾電池
・使い捨てカイロ
・ラップ、紙皿、割り箸など

◎区民参加型 情報伝達訓練(風水害編)は本紙8面へ

問合せ:防災危機管理課 防災危機管理担当
【電話】5744-1611
【FAX】5744-1519

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