近年、ゲリラ豪雨や線状降水帯、台風などの風水害による被害が多発しています。
風水害は地震とは異なり、事前に予報を確認して対策をすることができます。
平時から風水害に備えましょう。
◆風水害リスクを確認しましょう
渋谷区では、区内の「神田川流域」「渋谷川流域」について、東京都の公表資料に基づいた洪水ハザードマップを作成しています。
洪水ハザードマップは区ポータルで確認できるほか、土木部企画管理課(区役所本庁舎11階)で配布しています。
◆自主避難施設を確認しましょう
風水害が発生した時、自宅が危険な状況でなければ避難の必要はありません。低地ではなく堅牢(けんろう)な建物またはビルの場合は、2階以上への垂直避難も有効な避難となります。
ただし、浸水や土砂災害の発生が予想され、自宅にとどまることが危険な場合は、事前の避難が必要です。
まずは親戚・知人宅、ホテル、旅館などに退避する分散避難を検討しましょう。分散避難が難しい場合は、区が開設する自主避難施設に避難しましょう。
◇自主避難施設とは
台風などの風水害の際に優先して開設する区の施設です。区内13か所の施設を指定しています。開設・運営は、当該施設職員と区の職員で行います。
※地震発生時に開設される避難所とは場所が異なります。
・地域交流センター恵比寿
・地域交流センター上原
・ひがし健康プラザ
・地域交流センター西原
・YCC代々木八幡コミュニティセンター
・笹塚区民会館
・恵比寿社会教育館
・幡ヶ谷区民会館
・はつらつセンター幡ヶ谷
・笹塚駅前区民施設
・幡ヶ谷社会教育館
・地域交流センター神宮前
・地域交流センター笹塚
風水害の規模に応じて開設の判断を行うため、自主避難施設は必ず開設されるわけではありません。被害が予想される地域の施設に限り、必要に応じて開設します。自主避難施設が開設される場合は、渋谷区防災ポータル・渋谷区防災アプリ・防災行政無線などで周知を行います。
自主避難施設の詳しい一覧は、区ポータルを確認してください。
◆情報を知りましょう
風水害が発生した時はさまざまな媒体から情報を得られるようにしておく必要があります。平時から防災に関する情報をどこから得ればいいのか確認しておきましょう。
区に甚大な被害が予想される場合、区は下記の方法で周知します。
◇渋谷区防災ポータル
区の防災に関する情報を確認できるサイトです。自主避難施設の開設状況や区からの避難情報をいち早く確認することができます。
◇渋谷区防災アプリ
区が発信する各種防災情報をリアルタイムで受信できるほか、家族や友人との情報共有やオフラインで閲覧できるマップが確認できるアプリです。
◇防災行政無線の放送内容の確認
防災行政無線とは、災害発生時の避難指示や国民保護情報・緊急地震速報などを自動放送する放送塔です。防災行政無線で放送した内容は電話でも確認することができます。防災行政無線の内容が聞こえなかった場合は下記の番号に電話をかけてください。03-3463-6570~2(専用電話)
◇渋谷のラジオ(周波数87.6MHz)
緊急時、区の災害情報を発信します。ラジオのほか、スマートフォンやタブレットでも聴くことができます。スマートフォンやタブレットで聴く場合は、防災通知機能付きラジオアプリ「Radimo(レディモ)」をダウンロードしてください。防災通知機能を有効にすると、発災時に災害情報がスマートフォンに文字で届きます。緊急時の備えとして活用してください。
※「渋谷のラジオ」公式アプリは、6月30日に提供を終了しました。「Radimo」への切り替えは、アプリをダウンロードし、放送局一覧から「渋谷のラジオ」を選択してください。
◇しぶや安全・安心メール
災害情報などをメールで配信するサービスです。
「【Eメール】login@shibuya.mailio.jp」に空メールを送信後、返信メールで案内されるURLにアクセスし、配信を希望する情報を登録してください。
◆東京マイ・タイムラインを活用しましょう
東京都では風水害発生から避難までの自分自身の行動(マイ・タイムライン)を時系列で整理できる冊子(ツール)を配布しています。また、マイ・タイムラインは、東京都防災HPでも作成できます。
※冊子は防災課(区役所本庁舎8階)で配布しています。
問合せ:防災課災害対策推進係
【電話】03-3463-4475【FAX】03-5458-4923
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