この予算案は、現在、市議会で審議中のものです。詳細は、予算概要をご覧ください。
◆令和6年度予算案の概要
令和6年度一般会計予算案は、339億2,000万円、前年度比23億円、7.3%増となり、下水道事業会計を除いた特別会計の総額は176億6,905万円となりました。
◇歳入
市税は、定額減税の影響により減額していますが、税収減となった分が補填(ほてん)される地方特例交付金が増額しており、影響額を除いた市税全体では、過去最大を見込んでいます。普通交付税は、子ども・子育て政策の強化などさまざまな行政課題に対応できるよう、令和5年度を上回る額が確保されていることなどにより増額しています。臨時財政対策債は、財源不足が改善したことなどにより、制度創設以来、最少額を更新しています。
◇歳出
多摩川の堤防決壊という大水害から50年の節目の年であり、改めて、災害対策の重要性を訴えていきます。次世代を担う子どもへの支援施策では、子どもたちの権利の保障や心も体も健やかに育つ環境整備のために、「(仮称)子ども条例」を制定します。妊娠・出産支援ではプレコンセプションケア事業として、妊活オンライン相談を実施します。また、令和6年1月から実施している市立小中学校児童・生徒の学校給食費の無償化や、義務教育就学児医療費助成の所得制限の撤廃など、子育て支援の充実を図る予算としました。
◆令和6年度会計別予算規模
◆一般会計歳入
◆一般会計歳出
◆市民1人当たり換算額
市民:82,102人(令和6年1月1日現在)
一般会計予算額339億2,000万円を市民1人当たりに換算すると、予算額は41万3,000円になります。
・民生費
21万9,000円
社会福祉や高齢者福祉、児童福祉などに関する経費
・教育費
5万円
学校教育や文化・スポーツ振興などの社会教育に関する経費
・総務費
4万3,000円
総務管理、税務、戸籍、選挙、統計などに関する経費
・衛生費
3万2,000円
予防接種や健康診査などの保健衛生や清掃に関する経費
・土木費
2万9,000円
道路や公園などの整備や維持管理に関する経費
・公債費
1万9,000円
借り入れた市債の返済に関する経費
・消防費
1万5,000円
消防や災害対策などに関する経費
・その他支出
6,000円
議会運営や商工農業振興、消費者行政などに関する経費
問い合わせ:財政課
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