日本では年間472万トンの食品ロスが発生しています(4年度推計)。食品ロスを減らすため、できることから始めてみませんか。
■野菜を上手に保存しておいしく食べきろう!
めぐろ区報で「食べきりレシピでMGR100!」を連載中の料理研究家、行長万里さん(写真下)が、野菜の上手な保存方法を紹介します。
◇保存方法の基本
(1)野菜は育つ状態と同じように保存
(2)余分な水分は大敵。拭き取って保存
(3)乾燥も大敵。キッチンペーパー、ラップなどに包み保存袋に入れて保存
(4)ほとんどの野菜、キノコは冷凍可
その他の野菜の保存方法も区Webで紹介中!
◇キャベツの保存方法
冷蔵保存(保存期間…約2週間):芯をくり抜き、濡らしたキッチンペーパーを詰める(写真左)。ラップをして保存袋に入れ、芯を下にして野菜室で保存(写真右)。
冷凍保存(保存期間…約1カ月):千切りや、ざく切りにして保存袋に入れて冷凍。
※冷凍していたキャベツは、水分を搾ってサラダや、凍ったままスープに使えます
◇大根の保存方法
冷蔵保存(保存期間…約10日):白い部分は、キッチンペーパーに包み、保存袋に入れて野菜室で立てて保存。
冷凍保存(保存期間…約3週間):白い部分は、薄切りにするか、おろして水分を切り冷凍。葉は、細かく切って、保存袋または密封容器に入れ冷凍。
■食べきり協力店を利用して食品ロス削減!
食べきり協力店(左画像)は、めぐろ買い物ルール参加店のうち、食品ロス削減に取り組んでいるお店です。
詳細は区Webをご覧ください。
■区内にあるスーパー、ライフの取り組みを紹介!
◇アップサイクル商品の開発・販売
アップサイクルとは、使用済みのものを再利用し、付加価値をつけて新しい商品に生まれ変わらせることです。カットフルーツを製造する際に廃棄していたパインの芯をドライフルーツにしたり、お茶を選別する際に出てくる茎や粉などをティーバッグなどに活用したりして、アップサイクル商品の開発・販売を行っています。
※販売のない店舗あり
◇AI(人工知能)発注の活用や値引き販売、てまえどり(※)の推奨
天候や過去のデータなどからAIが需要予測をし、適正な量が納品される仕組みを導入しているほか、賞味・消費期限が近い商品の値引き販売やてまえどりの推奨などに取り組んでいます。
※棚の手前にある商品を選ぶ購買行動
◇区内のライフ
・下目黒店(下目黒5-19-13)
・中目黒店(上目黒3-8-7)
・目黒大橋店(大橋1-5-1)
・目黒八雲店(八雲3-12-13)
問合せ:清掃リサイクル課計画普及係
【電話】5722-9883【FAX】5722-9573
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