■賢い買い物の1日に密着!
プラスチックごみ削減や、食品ロス削減につながる環境に配慮した買い物を行う区民のかたの1日に密着しました。
◆教えてゴミラス!どうして賢い買い物が必要なの?
4年度の区のごみの量は51,274t。区民1人1日当たり504gのごみを捨てているんだ。1人1日100gのごみを減らすことで、区全体で年間約1万tのごみを減らすことができるよ。ごみの一生は買い物から始まるんだ。ごみを出さない賢い買い物を、できることから始めてみよう。
◆11:00 出かける前に
▽ルール1…マイ●●●のすすめ
出かける前に、買い物用のマイバッグ、飲み物を入れたマイボトル(水筒)、携帯用のスプーン・フォーク・箸などのマイカトラリーを用意します。
マイカトラリー使用でレジ袋1枚分、マイボトル(500ml分)使用でレジ袋5枚分のプラスチックごみ減量に!
「余分なものを買わないために、出かける前に冷蔵庫の中を見て、必要なものをチェック!」
◆12:00 ランチタイム
▽ルール4…おいしく食べきろう!
残さないために、注文する前に料理のボリュームを確認して、自分が食べきれる量を頼みます。
めぐろ買い物ルール参加店、食べきり協力店のスリランカ料理店・セイロンイン(上目黒2-7-8)
「小盛りでご用意しました!」
「これなら残さず食べられそう!」
▽ルール5…みんなで、長く、繰り返し使おう!
テイクアウトも、リユース容器を使えば、ごみを減らせます。
リユース容器を使用すると、レジ袋6枚分のプラスチックごみ減量!
リユース容器シェアリングサービスMEGLOO(メグルー):メグルーは、リユース容器をシェアすることで、テイクアウト時の使い捨て容器を削減します。LINEでテイクアウトの食器の貸し出し・返却ができます。
セイロンインも取り組んでいます
◆15:00 突然の雨も
▽ルール5…みんなで、長く、繰り返し使おう!
突然の雨も、ビニール傘を購入するのではなく、傘のシェアリングサービスを利用します。他にも、車や自転車、モバイルバッテリーなどいろいろなシェアリングサービスがあります。
日本で消費されるビニール傘は年間約8千万本!みんなでシェアしたらごみを減らせるよ!
「傘のシェアリングサービス・アイカサは、専用アプリから二次元コードを読むだけで借りることができます。返却は借りた場所と別でOK!」
◆16:00 夕飯の買い物は
▽ルール2…必要な分だけ買おう!
出かける前の冷蔵庫チェックで、必要な数が分かっているのでバラ売りで購入。使い切れずに捨ててしまうことを防ぎます。
必要なパプリカ1個のために、5個入りパックを購入したら、4個も無駄にしてしまうかも!
めぐろ買い物ルール参加店、食べきり協力店のライフ目黒大橋店(大橋1-5-1)
ライフ目黒大橋店店長「めぐろ買い物ルール参加店として、バラ売りを実施しています」
▽ルール3…エコな商品を選ぼう!
・イオン株式会社の環境への取り組み
イオン株式会社は、7年までにプライベートブランド全品を、環境配慮3R(リユース・リデュース・リサイクル)商品に切り替えます。また、持続可能な漁業で取られた天然の水産物のみに表示されるMSC「海のエコラベル」付き商品も販売しています。
場所:イオンスタイル碑文谷(碑文谷4-1-1)。めぐろ買い物ルール参加店・食べきり協力店。
・アップサイクル製品
アップサイクルは、使用済み製品を再利用して、新しい製品に生まれ変わらせることです。目黒区エコプラザでは、古布を使ってぞうりを作るなど、アップサイクル体験ができる活動・何でもつくり隊を行っています。
問合せ:目黒区エコプラザ
【電話】5721-2300
◆19:00 夕飯づくりで
▽ルール4…おいしく食べきろう!
食べられるのに捨てられてしまう食品のことを、食品ロスといいます。食品を無駄なく使うほか、使いきれない分は冷凍するなど保存方法を工夫して、食品ロスを減らします。
料理研究家の行長さんによる食べきりレシピを、区Webで紹介しています。
例えば、キャベツの外葉2枚を使ったレシピは、100gのごみ減量に!
「工夫して調理・保存すれば食品ロスを減らせるね!」
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