区では令和6年1~6月の間に交通事故で4人が死亡し、243人がけがをしています。区ではこうした事故を未然に防ぎ、安全・安心なまちづくりを推進しています。
今回は自転車を安全に利用するための注意点や区の施策を紹介します。
■豊島区の当事者別死傷者数
自転車101人
歩行者53人
四輪43人
自動二輪33人
原付12人
自転車以外の軽車両5人
■自転車事故による死傷者数(カッコ内は死者数)
19歳以下8人
20歳代19人
30歳代11人
40歳代17人
50歳代19人
60歳代以上27人(1人)
令和6年1~6月
■~自転車に安心して乗るために知っておくべき~自転車安全利用五則
自転車は道路交通法上、「軽車両」として扱われます。正しい交通ルールの遵守とマナーを身につけることで、自らの身を守るだけでなく、他者への被害も防ぎましょう。一人ひとりの心がけが、安全で快適なとしまのまちをつくります。
その1
車道が原則、左側を通行
歩道は例外、歩行者を優先
その2
交差点では信号と一時停止を守って、安全確認
その3
夜間はライトを点灯
無灯火運転は歩行者や車のドライバーも自転車に気づきにくく、非常に危険
その4
飲酒運転は禁止
飲んで乗るべからず。飲酒運転はれっきとした法律違反
その5
ヘルメットを着用
頭部の致命傷を防ぎ、被害を軽減するために着用すべし
■電動キックボードを利用する時は交通ルールを守りましょう
・16歳未満は運転禁止
・ナンバープレートをつける
・飲酒運転をしない
・運転中は携帯電話などを使用しない
・二人乗りはしない
■まちを安全に楽しむために区からのお知らせ
○ヘルメット購入助成を実施しています
区では、自転車転倒事故による頭部の損傷を軽減するため、自転車用ヘルメット購入補助を実施しています。
○夜間の外出は反射材をつけましょう
明るい色の服や反射材でドライバーから目につきやすくしましょう。反射材は土木管理課窓口や交通安全研修会などでも配布しています。
○自転車保険に入りましょう
区では、自転車利用中の事故によって他人にけがをさせてしまった場合などに、被害者に対して損害を補償できる保険などへの加入が義務づけられています。
○自転車は駐輪場に停めましょう
放置自転車は通行や災害時の救助活動の妨げになります。路上に自転車を停めることはできません。自転車を利用する際は、放置せずに近くの駐輪場に停めましょう。
駐輪場一覧放置禁止区域
※詳しくは本紙をご覧ください。
問合せ:交通安全対策グループ【電話】03-3981-4856
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