■栃木県民カレッジ連携講座(健康スポーツコース)
共催:壬生町教育委員会/獨協医科大学病院脳卒中・心臓病等総合支援センター
1.募集定員 各回100名
2.受講料 無料
3.会場 本学30周年記念ホール
4.住所 壬生町大字北小林880
5.申込方法 本紙の二次元コードにてお申込みください。
6.申込先 獨協医科大学地域共生協創センター【電話】0282-87-2508(電話申込不可)
【1】1回目 10月4日(金)午後1時30分~3時
○第1部
『再生医療最前線~関節が痛い変形性関節症の最新治療~』
関節痛の最も多い原因である変形性関節症は80歳までにほぼ全ての人にある程度生じると言われています。その症状は、体重がかかる関節では歩行や立ち上がる時に痛みが生じ、手指の変形性関節症では痛みや手指の変形が生じます。本講演では、変形性関節症による関節痛の病態から従来の治療についてご説明するとともに、変形性関節症の治療に対する再生医療として近年行われている多血小板血漿療法(PRP療法)について解説いたします。
整形外科学
講師 瓜田淳
○第2部
『再生医療最前線~脂肪幹細胞による軟部組織再建の可能性~』
近年、再生医療が実用化されてきており、実際の治療に普及し始めています。中でも脂肪組織は幹細胞の安定した供給源として注目が集まっています。形成外科では皮膚、軟部組織を中心とした外観・機能に対する治療を行っています。今回、脂肪由来幹細胞を用いた再生医療による、軟部組織欠損や放射線照射後後遺症に対する治療の可能性について、わかりやすくお話ししたいと思います。
形成外科学
講師 梅川浩平
【2】2回目
○10月11日(金)午後1時30分~3時
『脳卒中治療の最前線』
脳卒中は脳の血管が詰まったり破れたりすることで突然に発症します。日本人の死因の第4位となっており、症状が現れた際にすぐに対処することが命を救う鍵となります。本講座では脳卒中に対する最新の治療法や発症予防について詳しく解説します。脳卒中は誰にでも起こりうる疾患です。ご自身やご家族の健康を守るためにも、日常生活での注意点や発症時の迅速な対処法など、脳卒中に関する知識を深めて安心な生活を送りましょう。
脳神経外科学
講師 池田剛
【3】3回目
10月18日(金)午後1時30分~3時
『女性ホルモンとヘルス・ケア』
女性ホルモンの「エストロゲン」は、閉経前の数年で急に減少します。エストロゲンには妊娠のサポートのみならず、骨粗鬆症予防やコレステロール低下、血管の保護、皮膚の張りの維持やうつや不安の解消といった女性の健康維持に大切な働きが多くあることがわかっていて、閉経後これらの作用が無くなることで、女性の身体には大きな変化が生まれます。今回はこの変化の内容とその対策について解説します。
産科婦人科学
教授 尾林聡
◎先着順での受付となります。受講決定の連絡は参加券(はがき)を発送します。
◎本年度から1回毎の申し込みが可能となりました。
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