■星空情報
▽見慣れた土星とは少し違う姿に
毎年人気の土星が見られるようになってきました。もちろん肉眼でも見られます。一度その場所を覚えると、「あれが土星」と見分けることができるようになります。試しにやってみましょう。今月上旬、夜の8時頃、おおよそ南東の方角に体を向け、腕を伸ばして目の高さまで上げてください。そして握り拳をたてに2個分上に移動させると、明るい星が見つけられます。環は見えませんが、それが土星です。
望遠鏡で見ると右のような姿です。いつもと少し違うかな?と感じた方はすごい。そうです、環の見え方がいつもよりも平らです。土星は傾いたまま太陽の周りを回っているので、ちょうど真横に来た時、まるで環が消えたように見えるのです。それが2025年。今年はその少し手前です。
9月上旬、午後8時には天文館の望遠鏡で土星を見ることができます。
■主なイベント(10月)
▽(1)アンドロメダ銀河を撮影しよう
日時:10月5日(土)19:10~21:00
内容:お手持ちのデジタルカメラでアンドロメダ銀河を撮影します。初心者の方大歓迎です。
▽(2)子どものための月観察会(小学生対象)
日時:10月11日(金)~16日(水)、18日(金)20:10~21:00
内容:大きさの違う望遠鏡で月を観察します。
▽(3)スーパームーンを見よう
日時:10月17日(木)19:10~21:00
内容:今年いちばん地球に近い満月を見ることができます。迫力ある月の表面も観望します。
▽(4)紫金山・アトラス彗星を見よう
日時:10月19日(土)~25日(金)18:10~19:00
内容:初めて太陽に近づく彗星です。どんな姿が見られるでしょうか。19日(土)・20日(日)は写真撮影会もあります。
▽(5)ビデオカメラで土星や木星を撮ろう
日時:10月26日(土)19:10~21:00
内容:お手持ちのビデオカメラで土星や木星を撮影します。
詳細は天文館HPをご覧ください
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休館日:毎週月曜(祝日を除く)、祝日の翌日(日曜を除く)
開館時間:13:30~21:00(入館は20:30まで)
問合せ:天文館
【電話】0287-28-3254
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