小山地区定住自立圏構想は、人口減少や少子化・高齢化が進むなか、圏域全体で経済発展や定住環境を整備し、人口流出を防ぎ、圏域への新たな人の流れを創ることを目的としています。
小山市・下野市・野木町・結城市の3市1町を圏域とし、圏域を構成する市町が地域資源を最大限に活用して連携・協力し、住民が幸せを実感し、住みたい・住み続けたいと思える魅力ある圏域づくりを目指しています。
豊かな自然・歴史・文化・産業をともにつながり支え合う
安全・安心 定住自立圏
■魅力が山ほどあります 小山地区定住自立圏構成市町の紹介
◆下野市
下野市は、JR宇都宮線の3駅(石橋・自治医大・小金井駅)を中心に形成されたまち。かんぴょうの生産量は日本一で、下野薬師寺跡をはじめとする国指定史跡などの歴史資源に加え、自治医科大学と同附属病院を擁する「医療のまち」でもあります。
▽〔イチオシ〕「東の飛鳥」シモツケは「くらし」にウッテツケ!
災害が少なく自然豊かで暮らしやすい下野市は、古代下野国の中心地として栄えてきました。交通アクセスの良さを活かした産業団地やインターチェンジの整備が進み、さらに利便性が高まっていくこと間違いなしです。
◆野木町
野木町は、小山市の南に位置し、JR宇都宮線や国道4号により、首都東京へのアクセス利便性が高く、野木駅を中心に住宅地が形成されています。町の花ひまわりをはじめとした四季折々の花々がまちを彩ります。
▽〔イチオシ〕野木町観光協会公式キャラクター「RENCA(レンカ)」
「RENCA」は、野木町町制60周年を記念して誕生したキャラクターで、生まれも育ちも野木町の「のぎっこ」。非常に明るく優しい性格で、何事にもポジティブ。野木町が大好きな高校生で、将来の夢は「野木町長」になること。野木町を元気にするためにこれからがんばります!
◆結城市
結城市は、近年、蔵を活用したカフェやサウナが新規出店するなど、若者による新たな賑わいが生まれています。また、ユネスコ無形文化遺産にも登録された「結城紬」を、地域共有の財産として、圏域内で連携・協力して守り継いでいきます。
▽〔イチオシ〕結城秀康生誕450周年記念「結城宰相 秀康の軌跡」
結城家18代当主・秀康にスポットを当てた企画展を開催します。
日時:5月3日(金)~26日(日)9:00~17:00
場所:結城蔵美館(結城市結城1330) ※入場無料
内容:御手杵の槍(レプリカ)の特別展示、結城秀康に関する史料展示など
■様々な分野で連携してます 小山地区定住自立圏の取り組み
小山地区定住自立圏では、「まち」「くらし」「ひと・産業」の3つの目標を掲げ、政策分野ごとに全部で41の連携事業があり、そのうちの一部を紹介します。今後も、有機農業や文化財を活用したまちづくりなど、幅広い分野での連携を検討していきます。
◇〔健康・医療〕救急医療体制の充実強化
小山市・下野市・野木町では、小山地区医師会に委託し夜間休日急患診療所を開設しているほか、同医師会により在宅当番医を運営しています。
また、結城市でも日曜休日年末年始の昼間に在宅当番医制を実施しています。
◇〔福祉〕病児保育事業の連携
下野市・野木町の住民が利用できるよう、新小山市民病院と病児保育室利用について受託契約を締結しています。
また、結城市の城西病院と小山市の新小山市民病院の病児保育施設について相互利用協定を締結しています。
◇〔教育〕図書館相互利用体制の充実強化
各市町の住民は、圏域内のすべての図書館を利用できます。
◇〔産業振興〕本場結城紬を活用した観光振興
小山市と結城市で連携し、「小山きものの日」及び「きものday結城」開催時に、きものウィーク等の連携イベントを合同で実施することで、結城紬の産地のPRを行っています。
◇〔その他〕効率的なごみの共同処理及び3Rの推進
小山広域保健衛生組合管内(小山市・下野市・野木町)の各処理施設に合った分別収集方法を実施し、循環型社会に向けた3R(リデュース・リユース・リサイクル)を推進しています。
■公共施設の相互利用がはじまりました!
公共施設の相互利用とは、圏域内の住民が、公共施設を設置する市町の住民と同一の料金で利用できる制度です。
4月から、小山市民が、下野市・野木町・結城市の公共施設を各市町の住民と同じ料金で利用できるようになりました。
各施設の設備内容や予約、利用料金などの詳しい情報については、各施設のホームページをご確認ください。
◇下野市(46施設)
◇野木町(7施設)
◇結城市(5施設)
問合せ:総合政策課
【電話】22-9355
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