■着衣着火にご用心
~火災から大切な命を守ろう~
令和5年の市内における火災件数は、40件でした。地域別では今市地域が最も多く30件、次いで日光地域5件、藤原地域 3件、足尾地域1件、栗山地域1件でした。
市内では発生していませんが、全国的に「着衣着火」が原因の火災、死亡事故が多発しています。消防庁のデータによると、着衣着火による死者は過去5年間で492名となっており、毎年100名前後の方が亡くなっています。
NITE(ナイト)(独立行政法人製品評価技術基盤機構)によると、過去5年間の着衣着火事故20件で要因(炎や熱源)となった製品および被害では、ガスこんろを使用中に2名が死亡、2名が重傷、草焼きバーナーを使用中に2名が死亡、1名が重傷、電気ストーブを使用中に1名が重傷、投げ込み式ヒーターを使用中に1名が重傷となっています。
乾燥する季節が続きます。火の取り扱いに注意してください!
▽事故を防ぐためのポイント!
・ガスこんろや電気ストーブを使用する際は、衣服と炎や熱源との距離を意識し、近づきすぎない
・火を扱う際は、裾や袖が広がった「だるだる」「もふもふ」の衣服やひも付きの衣服などを避ける
・着衣着火を防ぐため、火を扱う際は、防炎品を身につける!
▽もし、衣服に着火してしまったら?
・直ちに水や消火器で消火を行い、周囲の人に助けを求める(すぐに服が脱げる場合は脱ぐ)
・ストップ、ドロップandロール(止まって、倒れて、転がる)を行う
問合せ:消防本部 予防課
【電話】0288-21-0368
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