5~6月に行われたイベントなどについてお知らせします
■日光東照宮春季例大祭
5月17日(金)・18日(土)、日光東照宮で春季例大祭が行われました。
17日に表参道で行われた「流鏑馬(やぶさめ)神事」では、騎馬武者たちが参道の特設馬場を練り歩いた後、馬上から弓矢で的を射抜く妙技を披露しました。馬は約220mの馬場を東照宮に向かって一気に疾走し、射手が的に矢を命中させるたびに、大勢の観光客たちからは、大きな歓声や拍手が送られました。
18日は、鎧(よろい)武者姿などの市民らが隊列を組んで練り歩く「百者揃(ひゃくものぞろい)千人武者行列」が行われました。
家族と訪れた田崎稔明(たさきとしあき)さんは「迫力のある流鏑馬を、厳かな雰囲気のある東照宮で見ることができてよかったです」と話してくれました。
■はしもとみお展スペシャルコンサート
5月11日(土)、小杉放菴記念日光美術館で「はしもとみお展」の特別イベント、「「いきものたちと時間を奏でる」はしもとみおwith間を奏でる」が行われました。木彫家のはしもとさんはライブ彫刻を行い、直方体の木材からうさぎを彫り上げました。来場者は、のみで木を彫る小気味よい音と、バイオリンやハープの優しい音色が織りなす一夜限りのハーモニーに酔いしれていました。
■ニッコーシネマパラダイス vol.2
6月7日(金)、令和5年度に引き続き「ニッコーシネマパラダイス」が、ニコニコ本陣で開催されました。今年度は6月の毎週金曜日の夜に、差別問題や人の尊厳、心の多様性について考えるきっかけとなる4作品が上映されました。
第1回となった今回は、フランス映画「最強のふたり」が上映され、多くの市民が鑑賞しました。
■平家大祭
6月1日(土)・2日(日)、湯西川地区で5年ぶりに平家大祭が行われました。
平家大祭は、平家落人の復興を願い、平家が源氏に敗れた壇ノ浦の戦いから800年後の1985年に始まったものです。
2日に行われた「平家絵巻行列」では、平清盛役を務めた粉川(こなかわ)市長をはじめ、平家落人や姫などに扮(ふん)した多くの参加者が華やかな衣装に身を包み、湯西川地区センターから平家の里まで練り歩きました。また、平家の里では、蘭陵王(らんりょうおう)の舞などが行われ、5年ぶりの開催ということもあり、観客たちは平家絵巻行列の参加者を笑顔で迎え入れ、その華やかさに目を奪われていました。
※写真は、本紙21面をご覧ください。
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