◆講演と寸劇で認知症を学ぶ 第10回介護予防大会
12月19日(火)、烏山公民館で第10回介護予防大会が行われ、市民112人が参加しました。
これは、認知症の人が住み慣れた地域で暮らせるよう、地域全体で認知症について考えようと市が開いたもの。当日は、消費者生活リーダー連絡協議会那須烏山支部による寸劇が行われたほか、講演会ではNPO法人風の詩の永島徹さんが、認知症の人が地域と交流することの大切さやそのために地域住民ができることなどを紹介しました。また、地域で認知症に関する活動をしている市民3人が事例を発表しました。
◆烏山高校生による市民向けスマホ教室を開催
市では、1月7日(日)、烏山高校生を講師とする市民向けスマホ教室を日野町自治会で開催しました。
これは、烏山高校が実施する地域課題解決キャリア教育「烏山学」において、「高齢者にスマホの操作を分かりやすく教える方法」について調査研究を行っていることから、市がドコモとの連携協定に基づき開催している市民向けスマホ教室に、烏山高校生を講師として招いたもの。教室では参加した26人に、LINEの使い方やインターネットの使い方などを丁寧に教えました。
◆明るい年へ願いを込めて 賀詞交歓会
市、商工会、JAなす南による「賀詞交歓会」が、1月12日(金)に凮月カントリー倶楽部で開かれ、行政関係者や各種団体、企業の代表者など120人が参加しました。当日は、川俣純子市長が「第3次総合計画が新たにスタートした。『まちづくりの主役は市民』であるという基本原則のもと、市民一人ひとりの知恵と力を結集した『持続可能なまちづくり』の実現を目指したい」とあいさつ。その後、渋井由放市議会議長や沼田邦彦県議会議員らもあいさつし、明るい年となるよう願いました。
◆子育て世代が意見交換 なすからタウンミーティング
市では、1月21日(日)に保健福祉センターで「なすからタウンミーティング」を開催しました。
「子育てしやすいまちづくりに向けて」をテーマに開催した今回は、子育て世代を中心に約20人が参加。参加者からは、療育と学校、福祉の連携や、休日の医療体制の充実、学校や登下校でのボランティアによる支援、イベントなどでの託児サービスの拡充、公共施設内トイレのユニバーサルシート(介護用ベッド)の設置などに関する意見や提案が出され、市長らと直接話し合いを行いました。
◆自治会活動の課題解決に向け アンケート調査や研修会
▽課題把握のためのアンケート調査
市自治会連合会(中山粂男会長)では、自治会活動の現状や課題を把握し、持続可能な運営の在り方を探るため、9月8日(金)~22日(金)に市内の全自治会長を対象にアンケート調査を行いました。
アンケートの内容は、運営上の課題や活動の課題、行政に求める支援などに関するもので、各自治会が抱える課題が確認できました。アンケート結果の概要は、下記のとおりです。
≪アンケート結果の概要≫
・運営上の課題…役員の担い手不足、役員の高齢化
・活動の課題…空き家・空き地・耕作放棄地の管理などで困っている
・行政などへ求める支援…自治会参画を促すための住民への啓発活動、他の自治会との交流や事例の共有
(回答率:83.33%)
▽課題解決に向けた研修会
12月14日(木)には、同連合会が烏山公民館で自治会連合会研修会を開き、市内の自治会長や市職員、市社会福祉協議会職員など約100人が参加しました。
当日は、上記アンケートの調査結果から見える課題と展望について、NPO法人とちぎユースサポーターズネットワーク代表理事の岩井俊宗さんが講演。本市は、新たな変化を生み出す人材や体力が不足していることから、その現状を踏まえ、外部と連携した課題解決の提案がありました。
◆県立南那須特別支援学校で出前講座 模擬投票で選挙を身近に
市選挙管理委員会(佐竹信哉委員長)では、選挙に対する理解や関心を高めることを目的に、市内団体や教育機関を対象に出前講座を実施しています。
1月12日(金)には、県立南那須特別支援学校で出前講座を実施し、高等部2年生25人が参加。選挙の意義や投票に行くことの大切さ、投票の仕方などを学びました。講座には、明るい選挙のイメージキャラクター「めいすいくん」も駆けつけ、生徒たちと一緒に投票用紙の書き方○×クイズを行ったほか、実際に選挙で使用している記載台や投票箱を用いた模擬投票を行いました。また、初の試みとして「コミュニケーションボード」を作成し、紹介しました。ボードには投票時によくある問い合わせ内容がイラストを交えて記載されており、自分の意思を口頭で伝えることが難しい人であっても、指差しでコミュニケーションをとることができます。
現在、若い世代の投票率の低さが問題となっています。自分の意思を世の中に反映させるためにも、忘れずに投票に行きましょう。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>