◆JAなす南いちご部会が提供 「とちあいか」が学校給食に
JAなす南いちご部会では、地元特産品を利用した食育・地域貢献事業の一環として、毎年、市内の小・中学校と県立南那須特別支援学校の給食にいちごを提供しています。今年は、市内の小・中学校に3,400粒、県立南那須特別支援学校に480粒の「とちあいか」が提供されました。「とちあいか」は、ジューシーで甘みが強く、縦に切ると断面がハート型になることが特徴です。
1月16日(火)には、JAなす南の中山正樹代表理事組合長と磯廣之副部会長が市役所烏山庁舎を訪れ、川俣純子市長と田代和義教育長にいちごを手渡し、今年の出来を報告しました。今季は、夏の高温の影響で生育が遅れましたが、現在は例年どおり順調に生育しているそうです。磯副部会長は、「子どもたちが喜んでいちごを食べてくれればうれしい」と話していました。
市内の小・中学校では、19日(金)の給食に「とちあいか」が登場。地元産のいちごを口いっぱいに頬張った児童・生徒は、「とっても甘い」「いちご大好き」と笑顔を見せていました。
◆市内の小学校へ 大谷翔平選手からグローブ届く
アメリカのメジャーリーグで活躍する大谷翔平選手から、全国の小学校にグローブが寄贈され、1月15日(月)までに市内5つの小学校にも届きました。寄贈されたグローブは各校とも、右利き高学年用、右利き低学年用、左利き用の3つ。七合小では、グローブをはめてキャッチボールを楽しむ児童らの姿が見られました。
同校5年の青木楓汰さん(中山)は、「グローブが届いてとてもうれしい。これからたくさん使いたい」と笑顔で話していました。
◆山あげ俳句全国大会実行委員会 アキュムに乗って五・七・五
11月5日(日)に山あげ俳句全国大会実行委員会(鈴木美江子実行委員長)が「JR烏山線100周年記念アキュムに乗って五・七・五」を開催し、市民など54人が参加しました。当日参加者は、烏山駅からアキュムに乗車し宇都宮駅へ。車内や駅周辺で俳句や川柳の種探しを行い、思い思いに句をよみました。後日、烏山高校まちづくりボランティア同好会と市観光協会により選考が行われ、入選句6つが選ばれました。入選句は市ホームページに掲載していますので、ご覧ください。
◆興野礼子さん・一美さん夫妻 酪農で緑白綬有功章を受章
興野礼子さん・一美さん(興野)が、地域農業の発展に顕著な功績をあげたとして、(公社)大日本農会(総裁:秋篠宮皇嗣殿下)から畜産部門で緑白綬有功章を受章しました。興野さん夫妻は、酪農経営について役割分担を明確化する「家族経営協定」を早期に締結し、経営規模の拡大やスマート農業を実現したほか、酪農における男女共同参画の推進、人材育成など地域全体の酪農振興に尽力してきました。
興野さん夫妻は、「素晴らしい章をいただき光栄。関わった皆さんに感謝している」と話していました。
◆菊地さんが大賞に輝く「とちぎの星」食味コンテスト
栃木県が開発したオリジナル品種の米「とちぎの星」の香りや味を評価する令和5年度とちぎの星食味コンテストで、菊地栄一さん(上川井)が最高賞の大賞を受賞しました。これは、とちぎの星の認知度向上などを目的に(一社)とちぎ農産物マーケティング協会などが開いているもので、県内の農家や企業などから出品された41点を機械で成分分析し、上位10点を専門家らが実際に味わって審査しました。
菊地さんは、「毎日田んぼに行き、水管理を徹底した甲斐があった。大賞をいただけてうれしい」と喜びを語りました。
◆本市出身のトップ選手に学ぶ ソフトボール教室
市スポーツ協会ソフトボール部(佐藤幸一部長)が、12月29日(金)、烏山運動公園でソフトボール教室を初めて開催しました。講師は、藤田出身で、現在は岐阜県「大垣ミナモソフトボールクラブ」の投手として活躍する中山日菜子さん。昨年4月には、韓国で開かれた「第13回女子アジアカップ」に日本代表として出場し、チーム優勝に貢献しました。
当日は、市内外のソフトボールチームから約30人が参加。トップ選手から球の投げ方やバッティングのコツなどを教わりながら、爽やかな汗を流しました。
◆荒川南部地域保全会 4年ぶりに収穫祭開催
荒川南部地域保全会(山田清会長)主催の収穫祭が、12月16日(土)に大里公民館で開催され、地域住民約45人のほか、JR東日本宇都宮運輸区の社員も参加し、収穫の喜びを分かち合いました。
収穫祭では、猿久保田んぼ公園内の田んぼで、同保全会員や地域住民が手植え・手刈り・天日干しして大切に育てた「もち米」を使用し、子どもたちが一生懸命餅をつきました。その後は、できたての餅が入ったお雑煮や甘酒などが振る舞われ、参加者は手作り料理に舌鼓を打ちました。
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