文字サイズ
自治体の皆さまへ

子どもたちのよりよい環境のために 学校適正規模・適正配置に関する基本方針を策定しました。

19/32

沖縄県南風原町

町教育委員会では、教育環境の維持向上を図り、子どもたちにより良い教育環境づくりに取り組んできました。この度、児童生徒数の推移や各小中学校の学校規模などについて審議し、町立小中学校の学校の規模適正化・適正配置の方向性を示す「南風原町立学校適正規模・適正配置に関する基本方針」を策定しました。

■学校規模適正化の方針と学校適正配置の必要性
学校教育を行う上で、適正な学校規模を確保することは、児童生徒の良好な教育環境の維持や教員の指導体制の充実だけでなく、学校を円滑に運営するためにも重要です。将来にわたって、児童生徒の良好な教育環境を確保するためには、児童生徒数を予測し適正な学校規模を検討する必要があります。

■町立小中学校と将来予測
児童生徒数の推計結果をみると、区画整理事業の影響もあり令和5年以降も増加傾向にありますが、児童数(小学生)は令和10年頃、生徒数(中学生)は、令和15年頃に、それぞれピークを迎え、共にその後減少に転じると予測されます。

■適正な通学距離・適正な学校規模
現在の通学実態や交通事情、地形等を踏まえて、適正な通学距離の範囲を定め、適正な学校規模は、学校規模の大小によるメリット・デメリットや本町の実態を踏まえて定めました。さらに学校規模区分を設け適正化に向けて取り組んでいきます。

◆小中学校の児童生徒数の推計
◎児童生徒数推計の結果

◎学校別児童生徒数の推計結果

◆児童生徒数推計の結果
推計結果で児童(小学生)は減少する見込みです。しかし、学校別の推計結果では、津嘉山小学校の児童数は令和25年まで増加し続ける予測となっています。生徒(中学生)の南風原中学校は、令和10年以後は減少傾向、南星中学校は令和15年まで増加傾向で、その後令和25年までは横ばいに推移することが予測されます。

■学校規模の適正化を図る手法の実施方針
本町教育委員会では学校規模の適正化を図るため、手法の実施方針を示しました。
既存施設の状況や各学校規模を踏まえた配置状況などを考慮し対応をおこなうこととします。

■実施時期の基本手順
本町教育委員会における大規模校や過大規模校においてはその規模がしばらくは継続することが想定され、学校運営面への影響が生じる恐れもあることから、その取り組みにおいては優先順位を検討し、段階的な適正規模・配置を図ることが必要です。
実施時期を検討する対象校について10年程度先の想定される学校の状況を鑑み、短期的な取り組みと中期的な取り組みを行います。
(1)短期的な取り組み
学校規模の適正化に向けて、通学区域見直しを実施します。
(2)中期的な取り組み
校舎の増改築などについては相応の期間を要することから、行財政運営との調整を図りながら、中期的に取り組みをおこないます。
詳しい内容は、町ホームページに掲載している基本方針書や、概要書で確認できます。

◎実現に向けた基本手順フローチャート(具体的手法の流れの目安)
※詳細は広報紙13ページをご覧ください。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU