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自治体の皆さまへ

[特集]認知症になっても安心して暮らせる多賀町へ

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滋賀県多賀町

◆知っておこう!認知症の基本
我が国では高齢化の進展とともに、認知症の人数も増加しています。
厚生労働省では、65歳以上の高齢者では2012年度の時点で約7人に1人程度だったのが、2025年には約730人に増加し、高齢者の約4人に1人が認知症になると予想されています。認知症は誰でもなりうるものです。家族や身近な人が認知症になることを含め、多くの人にとって身近なものになっています。
年をとれば、だれでも思い出したいことがすぐに思い出せなかったり、新しいことを覚えるのが困難になったりしますが、「認知症」はこのような「加齢によるもの忘れ」とは違います。

▽「加齢によるもの忘れ」と「認知症によるもの忘れ」の違い(一例)

▽認知症では?心配になったら1人で悩まず、相談を!
認知症は早期発見・早期対応が重要です。認知症についてご心配な場合は、できるだけ早めに地域包括支援センターやかかりつけ医または認知症相談医などにご相談ください。

多賀町地域包括支援センター(多賀町福祉保健課/多賀町総合福祉保健センター「ふれあいの郷」内)
【有】2-2021【電話】0749-48-8115

◆9月はアルツハイマー月間
9月は「世界アルツハイマー月間」と定められており、各所でさまざまな認知症の啓発がおこなわれています。多賀町では多賀町立図書館、多賀町総合福祉保健センター「ふれあいの郷」、多賀町中央公民館「多賀結いの森」にて認知症に関する展示ブースを作り、広く啓発を実施します。来館の際にはぜひご覧ください。

期間:9月3日(火)~30日(月)

◆認知症を学ぶつどいを開催します
「認知症」のことを正しく理解していただき、認知症になっても地域で安心して暮らせる支援や、あたたかい見守りができるまちづくりを目指して開催します。今回は、認知症医療の現場でご活躍中の成田医師をお招きし、ご講演いただきます。ぜひ、ご参加ください。
日時:9月28日(土)13:30~15:30(受付13:00)
場所:多賀町中央公民館「多賀結いの森」ささゆりホール
内容:
・第1部「認知症キャラバンメイト 活動報告」
・第2部 講演「認知症の方とその家族の気持ち~現在の医療から考える~」
講師:豊郷病院 認知症疾患医療センター長 成田 実(なりた みのる)医師
申込締切:9月20日(金)

◆認知症キャラバン・メイトをご存じですか?
認知症キャラバン・メイトとは、認知症に対する正しい知識と具体的な対応方法などを住民の皆さんへ伝えるボランティア活動をされている方たちで、多賀町には現在28人おられます。「認知症を学ぶつどい」をはじめ、「認知症サポーター養成講座」などの啓発活動や地域住民の皆さんの身近な相談者として活動されています。
認知症サポーターとは、何か特別なことをする人ではありません。認知症の人やその家族を温かく見守る「応援者」です。認知症について正しく理解し、偏見を持たず、自分のできる範囲で活動します。

▽活動の一部を紹介します
毎年、町内の小学6年生、中学3年生を対象に「認知症サポーター養成講座」を開催しています。今年度はさらに自治会やサロンなど地域にも出向いて行きます。ぜひ興味がありましたら、地域包括支援センターまでお問い合わせください。

-7月4日(木)に多賀中学校で認知症サポーター養成講座を開催しました。
認知症キャラバン・メイトさんが認知症の方、そのご家族役になり、中学3年生の皆さんと良い対応、わるい対応を一緒に考えることができました。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

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