モリヤマジュニアリポーターは守山の魅力について、テーマの検討から現地でのインタビュー、写真撮影、執筆まで行い、小学生リポーター独自の目線で紹介するコーナーです。
今回は、市民活動団体の活動支援の拠点となっている、市民交流センター(さんさん守山)の取材を通して、住みやすいまちと市民のために活躍する市民活動についてリポートします。
市役所の向かいにある市民交流センターは、平成16年にまちづくりの市民参画、公益活動の拠点として設置されました。市民活動団体が指定管理者となって運営していましたが、令和3年に市が直営することになり、市職員が配置されています。
もともと市民の文化活動が盛んな施設で、施設利用者の中には趣味や特技を生かしてボランティア活動をしている人もいます。そんな中、子育て支援や国際交流、環境保全など、市の課題解決や住みやすいまちづくりに向けて、市民の参画と協働の気運が高まり、元気で意欲的な市民が集う拠点になるよう「さんさん守山」の愛称がつけられました。
市民交流センターは、市民公益活動に意欲のある人を支援する施設です。実際に活動場所として利用している団体や「市民提案型まちづくり支援事業」のような補助制度の窓口として利用する団体、あるいはやりたい活動のために他団体とのマッチングを利用する団体もあります。
市民活動の盛んな自治体は、市民が元気で活力のあるまちです。そのため、市民交流センターでは「公益活動をしているなら、個人でも団体でも、小さな困りごとから相談してほしい」としています。
◆市民交流センターってどんなところ?
津布工(つぶく)こむぎ
市民交流センターについて紹介します。この施設は守山市で市民活動をしている人のお手伝いをしています。開館時間は午前9時から午後10時まで、毎月第3日曜日と年末年始は休みです。市民活動をしている人なら、無料で使える部屋もあります。サロンルーム、交流室、ミーティング室です。市民活動をしていて、もし困ったことがあれば、市民交流センターの方々に相談してみてはどうでしょう。解決できるかもしれません。
◆いろいろな市民活動
後藤夢叶(ごとうゆめか)
守山市には色々な市民活動をしている人がいます。例えば未就園児が楽しむための感触遊びや、日本語が分からない人のための日本語教室などです。市民活動をしている人は、いろいろな思いをしながら活動しています。市民活動をしている人にインタビューしたところ、準備や必要なお金を集めなければいけないので大変だと言っていました。確かにブルーシートを用意したり、見ていて大変なんだと思いました。
◆日本語教室の活動
白澤颯己(しらさわりゅうき)
国際交流のために活動をしている日本語教室の人たちの話を聞きました。教室を始めた時は中国人が多かったけれど、今はベトナム人が多いそうです。指導者は、日本語教室に、ほぼ毎日行っています。外国人のみんなと楽しく話せることが、始めて良かったことだと話していました。ぼくも外国人と話をしてみて思ったことは、日本の人が外国の人に日本語を教えることは、すごいことだということです。
◆子どものための市民活動
後藤空叶(ごとうそらか)
守山市には、市民活動をしている人がいます。私たちは、未就園児が楽しめるように、小麦粉遊びのイベントをしている団体さんに取材をしました。子どもたちは小麦粉粘土の感触を楽しんでいました。団体の代表の人たちは「材料のお金や準備は大変だけど、子どもたちが楽しかったと言ってくれるとうれしい」と話していました。実際に手伝ってみると、小麦粉に混ぜる油や塩の分量が少しずつ違ったりしたので難しかったです。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>