■「明るく・楽しく介護予防」地域包括支援センターだより
災害対策は万全ですか?普段からの声かけを大切に。
今年1月1日に発生した能登半島地震は最大で震度7を観測し、その後、継続する余震報道に改めて地震の恐ろしさを覚えました。近年においては、阪神・淡路大震災(平成7年1月17日)、東日本大震災(平成23年3月11日)が記憶に新しく、これらの他にも甚大な被害をもたらした地震は日本各地で起こっています。
能登半島地震は、お正月の帰省で、子どもや孫と過ごされていた高齢者が、家族と一緒にスムーズに避難ができたケースがあったと聞きます。普段であれば、高齢化が進む地域では、人的被害はさらに拡大していたかもしれません。
実際に災害時に頼りになるのは、隣近所や自治会の人とのつながりです。日ごろから声をかけあい、お互いの状況を把握してもらうことは、有事における重要な情報になり、避難誘導や救助作業を迅速に進めることができます。
町では「誰も取り残されない。みんなが主役の社会へ。」をテーマに、みんなが支え・支えられる関係が循環する『地域共生社会』の実現を推進しており、この考え方は、災害時の究極的な状況下での助け合いにつながります。
まず取りかかることとして、町の「避難行動要支援者登録」があります。「普段いる部屋はどこ?」「寝室の位置は?」「かかりつけの病院や医院はあるの?」「緊急時の家族の連絡先は?」など、必要な情報を、自治会、民生児童委員、社会福祉協議会などの関係機関で情報共有することで、災害時に役立てることができます。
個人情報は災害時対応以外には使用しませんので安心して申請いただけます。
詳しくは福祉課までお問合せください。
問合せ:
福祉課(愛知川庁舎)【電話】0749-42-7691
地域包括支援センター(愛知川庁舎)【電話】0749-42-4690
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