愛荘町内の小学校では、子どもたちが自ら「育て」「収穫し」「食べる」という一貫した体験学習により、農業への関心を高め、理解を深める場として「たんぼのこ」事業を実施しています。
5月に町内4小学校で田植え体験が行われ、5月1日には愛知川小学校の5年生が、農事組合法人ドリームアグリ沓掛などの協力により、沓掛にある田んぼで田植えを実施し、5月7日には秦荘東小学校の5年生が、農業ボランティアの方の協力により、小学校敷地内にある田んぼで田植え体験をしました。
また、5月8日には、秦荘西小学校の5年生が、東びわこ農協の方などの協力により、長塚にある田んぼで田植えを実施し、5月14日には愛知川東小学校全校児童が、農業ボランティアや保護者などの協力により、豊満にある田んぼで田植え体験を行いました。
田んぼに入った児童は、初めての泥の感触に驚きながらも、農家の方々からアドバイスを受けながら、植える位置の目印がついた支柱やロープを用いて、1苗1苗しっかりと田に植えていました。素足に慣れていなかった児童も、コツをつかむと、夢中になって苗を植えていました。
また、田んぼの中の生き物を観察し、田んぼが育む生態系についても触れました。
田植え体験をした児童らは、「田んぼの中が思ったより深かった」「苗をまっすぐ植えるのが難しかった」と話していました。
毎年、町内小学校では、お米や農業について学び、食の大切さを知ることを目的に地元農家の方々の協力のもと、田植え体験と稲刈り体験が行われています。
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