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【特集】見えない障害『発達障害』ってなんだろう?(2)

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滋賀県東近江市

■障害福祉サービス~児童発達支援センター めだかの学校~
児童発達支援センターめだかの学校は、児童福祉法に基づき、家庭や通園する園で発達に遅れが見られる、集団生活が苦手、コミュニケーションが苦手など、発達に何らかの課題がある未就学児を対象とした通所による支援を行っています。
ここでは、それぞれの発達段階に応じて日常生活に必要なスキル(日常生活動作)を身に付けたり、コミュニケーションや集団生活への適応に向けた支援を受けたりすることができ、社会生活における困難さが軽減できるようになります。
また、同じような悩みをもつ保護者が集い、心理士と気持ちを共有しながら子育てについて考えます。発達や子育てに関する学習、就園や就学に関する情報提供のほか、教材づくりなどを行っています。

○身体を使った活動を通してさまざまな感覚情報を調整し、子どもたちの意欲を高め、適応を図ります。

■理美容院デビューをサポート
子どもたちが理美容院で散髪する際、「ハサミやドライヤーの音が怖い」「人に触られるのが苦手」「何をするのかわからない」などの不安を軽減し、将来安心して散髪できるよう市内の理美容師ボランティアの協力を得て散髪にチャレンジしています。

○ボランティアの声
髪の毛を切ることにこだわらず、子どもとふれあいながら和やかな雰囲気づくりを心がけています。めだかの学校での経験を経て、理美容院の利用につながった人もいます。

○利用者の声
無理に座らせず、遊ばせながら子どもの動きに合わせてカットしてもらえました。じっとし続けることが苦手な子を受け入れてもらえる美容師さんに出会えてホッとしています。

○散髪の流れをイラストにしたカードを見せることで、「次に何をするのかわからない」という不安を軽減しています。

■発達障害の医療相談・医療受診の体制
発達障害の早期発見・早期対応は、発達障害のある子どもが抱える生きづらさや保護者の不安を軽減するとともに、周囲からの理解を得て自分らしく生きていくためにはとても重要なことです。
しかし、県下において発達障害の専門的な診療ができる医師や医療機関は不足しており、発達障害の初診待機が長期化している状況でした。
そこで本市では、平成27年度から滋賀医科大学小児科の医師が発達支援センターで医療相談を実施しています。その後、引き続き医療の受診を希望されれば、能登川病院や湖東記念病院で受診できるよう体制を整えています。

○発達支援センター
・保健センター、市内の園・学校からの相談を受け付ける。(心理検査や相談内容の聞取り)
・医療機関への連絡調整
○小児科医による医療相談月3回
○医療法人社団昴会、湖東記念病院 小児科で月3回の紹介枠
○必要に応じて、市外の医療機関に紹介することがあります。

○発達支援センター
・保健センター、市内の園・学校からの相談を受け付ける。(心理検査や相談内容の聞取り)
・医療機関への連絡調整
○市立能登川病院 小児科で月2回の紹介枠
○必要に応じて、市外の医療機関に紹介することがあります。

■私たちに相談してください
○(公認心理師・臨床心理士など)
相談者の悩みに寄り添いながら、個別に相談に応じます。また、必要に応じて各種心理検査も行っています。

○(保育士、指導員など)
子どもたち一人一人の発達状況に合わせた遊びを通して「できた!」を引き出す支援を行っています。保護者から子育ての相談も受けています。

○(教員)
学校と連携し、学齢期の子どもの発達支援に関する相談に応じています。

○(相談支援専門員)
児童発達支援、保育所等訪問支援、放課後等デイサービスなどの障害福祉サービスに関わる利用計画の作成を行っています。

■相談は予約制(無料)です。
電話または直接当センターに申し込んでください。
(土・日曜日および祝日を除く。)

問合せ:発達支援センター
【IP電話】050-5801-0664【FAX】0748-22-5151

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