栗東市人権教育地域ネット協議会で研修会を実施しています!
「一人ひとりがまず一歩!」人権啓発シリーズ(6)
本市には3つの中学校があり、それぞれの学区で、就学前、小・中学校、PTA・保護者、人権擁護委員、地域振興協議会人権関係部会(栗東市人権・同和教育推進協議会市民活動部会)、コミュニティセンター、関係行政各課が協働し、小学校区の研修会・交流会や運営委員会、中学校区の合同研修会・交流会や全体会を実施しています。
部落差別をはじめとするあらゆる差別をなくしていくためには、学校・園での人権教育・保育を系統的・継続的に展開し発展させていくことや、学校・園・関係機関などによる情報の共有、家庭や地域との緊密な連携が大切です。
栗東市人権教育地域ネット協議会では、人権が尊重された学校・地域社会の実現を目指し、学校・園・家庭・地域社会が連携し、人権教育を推進するための基盤となる組織として取り組んでいます。
■今年度の各中学校区の取り組み
▽栗東中学校区 10月4日
会場:栗東中学校体育館
演題:「命をつなぐ-家族のはなし、しごとのはなし-」
講師:北出新司さん(北出精肉店)
内容:大阪府貝塚市で、育てた牛を家族で食肉処理し、販売する精肉店を代々営んできた北出さんに、いのちをいただくことに対する理解などについてお話しいただきました。
▽葉山中学校区 11月2日
会場:JA滋賀栗東総合センター桃李館
演題:「ジブリで考える人権」
講師:坂田良久さん(世界人権問題研究センター)
内容:ジブリ作品に描かれる登場人物の考察をとおして、さまざまな時代に存在する差別の現実と、差別解消に向けたメッセージをいただきました。
▽栗東西中学校区 10月27日
会場:栗東西中学校体育館
演題:「部落差別の今と、これからの人権教育」
講師:武田緑さん(教育ファシリテーター)
内容:自分は差別をしていないけれど、世間から差別されるから結婚に反対する母親。この考えが集まると「世間」が作られる。自分は気付かないうちに差別をしているかもしれないと振り返ることが、差別をなくす一歩であると学びました。
■今年度の各小学校区の取り組み
▽金勝小学校区
「みんな奇跡のいのち~あなたも大事わたしも大事~」
NPO法人「好きと生きる」理事 林ともこさん
▽葉山小学校区
「お笑い人権高座~みんな笑顔でつながろう~」
落語家 露の新治さん
▽葉山東小学校区
「ともに生きる社会をめざして」
手話シンガーソングライター yokkoさん
▽治田小学校区
「だめな子なんて一人もいない」
NPO法人「好きと生きる」理事 林ともこさん
▽治田東小学校区
「手話と歌で笑顔になろう」
手話シンガーソングライター yokkoさん
▽治田西小学校区
「手話と歌で笑顔になろう」
手話シンガーソングライター yokkoさん
▽大宝小学校区
「星空コンサート」
手話シンガーソングライター yokkoさん
▽大宝東小学校区
ふれあいフェスタ「おはなし広場」
▽大宝西小学校区
映画「破戒」鑑賞
問合せ:人権教育課
【電話】551-0133【FAX】552-5544
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